地方創生20の提言 考える時代から実行する時代へ

目次 : 負の連鎖を断ち切れ―地方創生は現下の問題解決と構造改革の複線で/ 経済と生活は地方創生の両輪―地域力ランキング/ 貧困問題には地域政策的視点で対応すべき/ 域外から稼げる産業の育成を/ 地方創生の鍵―地域資源を活用する知恵と努力/ 観光振興は可能なのか―市場動向と地域ポテンシャルの見極めが不可欠/ 農業と自然が売りでは限界―農村振興はコミュニティ・キャピタル・アプローチで/ 地方なればこその「地方経済開発戦略」の策定と実行/ 自治体経営のあり方―管理者主義から企業家主義への転換が不可欠/ 財政収支バランスの先をめざせ―最小の経費で最大の効果の実現/ 外部委託の積極的な活用と新しい発想/ 待ったなしの地方議会改革/ 政策効果の最大化を実現するためになすべきこと/ 広域連携は地方創生の必須戦略/ 広域連携を成功させるために/ インフラ整備は公民連携で/ 公民連携を成功させるために必要なこと/ 米国・ダーラムの発展に学ぶ/ 東京一極集中を抑える勇気が必要/ 地方分権改革は地方創生の環境づくり

【著者紹介】
林宜嗣 : １９５１年大阪市生まれ。１９７８年関西学院大学大学院経済学研究科博士課程修了。関西学院大学経済学部教授、経済学博士。政府税制調査会委員、第２７〜３０次地方制度調査会委員（第２９次は専門小委員会委員長）、国土審議会委員等を歴任

中村欣央 : １９６６年東京都生まれ。１９９０年東京大学文学部社会学専修課程卒業。２０１４‐１６年（株）日本政策投資銀行地域企画部担当部長として地方創生関連業務に携わる。（株）日本政策投資銀行経営企画部審議役（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）