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教養教育の再生

林哲介

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779511400
ISBN 10 : 4779511402
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
林哲介 ,  

Content Description

大学の教養教育は、どこへ向かうのか?教育答申や、財界の意見等を批判的に読み解きながら、教養教育の変容をふりかえり、そこに何が欠落してきたか、あるべき姿とは何かを提言する。

目次 : 第1章 戦後大学の「一般教育」/ 第2章 「教養教育」の混乱と模索/ 第3章 何かが足りない/ 第4章 現代の学生たち/ 第5章 「市民性」について/ 第6章 教養教育を基礎づける「民主主義・自由」/ 第7章 教養教育をどう展開するか

【著者紹介】
林哲介 : 1942年生まれ。京都大学理学部卒業。京都大学教養部教授、同総合人間学部長、同高等教育研究開発推進センター長、同副学長、星城大学長、京都工芸繊維大学副学長、京都三大学教養教育研究・推進機構特任教授を歴任。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 田中峰和

    選挙時期のコントロールで自公政権の圧勝に終わった総選挙。安倍政権がいつまで続くのか不安で仕方ない。勝者は安倍だが、敗者は国民だ。いや、敗者というより被害者かもしれない。女帝の一言一句に振り回される野党議員と有権者。これこそ若年層の教養教育の欠如が原因だろう。あれだけ悲惨な原発事故を起こしながら、反対運動に熱心なのは中高年ばかり。ドイツは22年までに全原発廃止を決定し、イタリアは国民投票で新規原発建設廃止を決定。馬鹿の一つ覚えのように経済成長を唱える右翼首相を勝たせる国民。若者にこそ教養教育の再生が必要だ。

  • ナカシマ

    日本において「教養教育」は多種多様な議論がなされているが「何かが足りない」。本書はそうした懐疑から出発し、教養教育の歩みと躓きを概観した上で、General Educationが理念として掲げた民主社会を担う市民の養成に立ち返り、その実現のために「文化」としての科学教育を主張する。非常にコンパクトまとまっているが、今後の教養教育の方向性を考える上で参考になる部分も多い。

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