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防衛黒書

林信吾

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480424792
ISBN 10 : 4480424792
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2008
Japan

Content Description

軍隊のない独立国は、日本も含めて数カ国にすぎない。ところが日本の防衛予算は英・独・仏をもしのぐ。しかも90年の湾岸戦争、99年の周辺事態法、そして04年の自衛隊のイラク派遣を経て、その矛盾は劇的に深化した。にもかかわらず、防衛論争は日米安保と憲法9条の範囲にとどまっている。そこで、法律・兵器・政治を軸に、憲法制定から近年の調達疑惑まで、日本の国防問題の全貌を解き明かす。

目次 : 第1章 軍隊を持たない国/ 第2章 「警察力」とバズーカ砲/ 第3章 安保体制と自衛隊/ 第4章 三島由紀夫はなぜ死んだか/ 第5章 戦後レジームとはなにか/ 第6章 揺らぐ「平和国家」/ 第7章 国防の、泣ける真実

【著者紹介】
林信吾 : 1958年東京生まれ。神奈川大学中退。83年から10年間、英国を拠点にジャーナリストとして活動する。93年に帰国し、著述活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nnpusnsn1945

    筆者の主張に賛成できる。憲法をさも神聖にして不可侵の如く扱うわけではないものの、タカ派の論調には反論する姿勢が良い。非武装中立の提唱者が元陸軍軍人であることは驚いた。賛同者はこれを知った上で主張しているのか疑問に思う。武器輸出で日本製は売れないようだ。自衛隊の国防計画の粗末さ、ミサイル防衛問題も良い。某軍事アナリストは韓国脅威論を唱えているが、的外れな主張である。また、イラク派遣で各国は日本にしっかり感謝しているようだ。比較的まともな本でも、憲法万歳系が多い気もするが、憲法史についても深く学びたくなった。

  • 1.3manen

    表紙は近寄りがたい。冷戦という言葉は、米国政治学者ウォルター・リップマンが1947年に、米国の対共産圏政策を分析した『冷たい戦争』という著作から広まったとのこと(50頁)。エポックも、史実は著書名などがきっかけとなることもある。心して著作物に接していきたい。第4章は三島由紀夫氏。彼が1963年後50年経ってノーベル文学賞の候補者に名を連ねていたとは、昨年末のニュース。126頁にその話もあるので本当だったのだ。そろそろ、人間の安全保障を基礎に、地球市民の安全保障で国家の枠組み強化を相対化する必要もあるかも。

  • ほそい

    リベラル派のための防衛読本。良書

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