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宗教改革2.0へ ハタから見えるキリスト教会のマルとバツ

Shinji Matsutani

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784907239329
ISBN 10 : 4907239327
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan

Content Description

作家、アニメ監督、漫画家、哲学者、牧師、神父…クロスオーバーする18人が語るこれまでの教会、これからの教会―。

目次 : 序文 ハタから拓く「宗教改革2.0」/ 奥田知志×上田紀行―冷や水をぶっ掛ける役回り/ 加賀乙彦―宗教は美しくて楽しいもの/ 池澤夏樹―そこで聞ける言葉に値打ちがあるか/ 阿刀田高×大塚野百合―キリスト教文化を知っていますか/ 高橋哲哉―学問も宗教も国家を超えなければ/ 辛淑玉―天皇主義的キリスト教から出ていない/ 山本弘―ニセ科学もカルト宗教も楽しんで免疫を作る/ 安彦良和―日本的な宗教感覚があれば対立なきキリスト教になれる/ 里中満智子―天国があるかどうかを知ることは、生涯最後の楽しみ/ アグネス・チャン×酒井美紀―“大使”として、母として―子どもたちの現実を考える/ 塚本晋也―同じ地平にある宗教と戦争/ 宮台信司×晴佐久昌英―信じる者はホントに救われる?/ 内田樹×釈徹宗―「宗教のメガネ」で世界を見れば

【著者紹介】
松谷信司 : 1976年福島県生まれ。キリスト新聞社代表取締役。厳格なクリスチャンの両親のもとで育つ。埼玉大学教育学部卒業後、テレビ報道に携わる。ミッション系小学校の教員を経て2006年にキリスト新聞社に入社。週刊「キリスト新聞」の記者としてさまざまな教派・教団の現場を取材。2009年、「次世代の教会をゲンキにする応援マガジン」を掲げて創刊した季刊「Ministry(ミニストリー)」で編集長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ネギっ子gen

    季刊誌「Ministry」の第50号での終刊を惜しみつつ、本書を読む。池澤夏樹、奥田知志、上田紀行、安彦良和、里中満智子、内田樹、釈徹宗、宮台真司、晴佐久昌英という、作家・漫画家・牧師・神父など18人がクロスオーバー。本書で、宮台氏がカトリック信者であることを知る。その氏の発言。「日本はヤンセニズムの影響で、プロテスタントが好きな学者さんが多いんですが、僕はあまり好きじゃない。プロテスタントはどうしても、カトリックにおける『私が“皆を裏切らないように”見ていてください』という部分が見えにくいんです」と。⇒

  • Die-Go

    宗教改革500年を越えて、今新たにキリスト教の在り方を問う。キリスト教系雑誌『Ministry』に掲載されていた、各界著名人によるインタビューや対談を選りすぐっている。中にはクリスチャンではない方もおられ、まさにハタから見えるキリスト教を示されるようだった。読みやすく、キリスト教理解にも役立つかな。★★★★☆

  • おさむ

    ある書店で、何気なく手に取ったキリスト教系出版社の本。池澤夏樹や内田樹、辛淑玉、里中満智子など錚々たるメンバーがキリスト教について持論を語る。ノンクリスチャンの人が多いから、客観的な論なので共感できる面が多かった。「宗教は不安を軽減する癒しの装置ではなく、まずは不安の極限に直面させる恐ろしいもの」「宗教的にいい加減な日本人を世界は鏡にすべき」「日本でキリスト教が土着しないのは、先祖供養に積極的でないため」…。こういう本との出会いがあるからネットと違って、リアル書店は楽しい。

  • gtn

    精神科医の加賀乙彦は、「バー・メッカ事件」の正田昭死刑囚が信仰の師という。明日が最期かもしれないとの思いで一日一日を送る正田。信仰心が極限まで研ぎ澄まされる。加賀が正田から得たものは「複雑さ」だという。それは、おそらく信仰で丸裸になった人間の本来の姿だろう。正田が縁となり加賀は作家となる。正田が執行される。加賀の元に、書き込みされた正田の聖書が残る。

  • はや

    「宗教改革2.0へ」という題に込められた著者の思いは、旧態依然のやりかたでは決して交わることのない教会内(クリスチャン)と教会外(ノンクリ)、その互いの境界線にいるひとたちの会話からそのギャップをまず明らかにし、今の文化背景にふさわしいキリスト教会のあり方を模索していくことにあるようだ。本書の冒頭には、「「信じるつもりはないが知りたい」という需要と「信じるつもりのない人々には教えない」という教会側の狭隘な宣教観が交わることは永遠にない。」とある。このような機会損失の自覚が「改革」に向けた第一歩だろうか。

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