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保健室経由、かねやま本館。 5

松素めぐり

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065280133
ISBN 10 : 4065280133
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なんと「かねやま新館」が登場!かねやま本館、大ピンチ!?

【著者紹介】
松素めぐり : 1985年生まれ。東京都出身。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。『保健室経由、かねやま本館。』で第60回講談社児童文学新人賞を受賞。『保健室経由、かねやま本館。』第1〜3巻で第50回児童文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    YA。中学生専用湯治場「かねやま本館」今回のお客様は中学2年生のミキ。生徒会副会長のしっかり者で人気者、優等生のミキだけど弱音を吐くのは大嫌い。早く大人になりたいと願っている。自分の不注意で愛犬の寿命を縮め、ペットロスでうつ病になった母親は実家に帰ってしまった。仕事で多忙な父親とは会話もない。無理に無理を重ねたミキはかねやま本館でも全てをさらけ出すことはしなかった。一度弱音を吐けばズルズルと弱い人間になると思ったから。そんなミキに近づく黒い影「かねやま新館」を名乗る華世子は甘い言葉でミキを誘う▽悪役登場!

  • future4227

    人に頼ったり甘えたりするのは恥ずかしいことだと教育されてきた中学生の樹生。苦しくてもつらくても弱音を吐かずに強い人間になろうと人からの優しさも受け入れない。しまいには、他人が自分に優しくするのは、自分よりも上に立ちたいから、見下したいから、とまで勘繰るようになる。そういう心の隙を狙ってたかのように突如出現した謎の「かねやま新館」と住人と思しき華世子さん。彼女の悪魔の誘惑に樹生は勝てるのか?親友ボンとの終盤のやりとりは感涙必至。頑張るのは大切だけど、頑張りすぎは良くないね。たまには甘えることも必要だ。

  • がらくたどん

    前作で「かねやま本館」の過去も成り立ちも明かされて完結かと思っていたらまさかの続巻。悩み多き中学生時代を湯けむりと滋味あふれる素朴なご飯で癒し導く不思議な温泉宿。今回は自己責任と弱さは罪悪の鎖に縛られた父親のとばっちりで無理と我慢に潰されそうな少年の湯治・・のはずが。中学生らしい強がりと依存心、自尊心と自信のなさ、信じる心と嫉妬心。何かの結果・誰かの一言で簡単に揺れ動く思春期の危うさと柔軟さが変わらず丁寧に描かれる。「こっちへおいで」と甘く囁く手招きをどう絡めていくのか、新章も目が離せない。

  • モモ

    中学生専用の湯治場「かねやま本館」。父に弱音を吐くな。人に甘えるなと言われながら育つ樹生。そりゃ辛かろう。我慢に我慢を重ねた樹生の前に、かねやま本館ならぬ「かねやま新館」を名のる謎の女性が登場。なんか、わざわざ悪者はいらない気もするが、樹生は助けてほしい時に人を頼れるようになる。私もこんな温泉につかってみたい。

  • れっつ

    子どもは、良くも悪くも親が言ったことを想像以上に胸にずっと抱え、それに縛られてしまうものなんだな…。寂しい、辛い、しんどい、泣きたい…そんな本当の気持ちを誰にも言えないで、平気なフリをして笑って、その上もっとしっかりしなきゃ、強くならなきゃ、大人にならなきゃと自分に言い聞かせて…。そんな中学生の樹生も、かねやま本館に招かれるが、どこか癒されきれず、そのうちに今回は"かねやま新館"が現れて…。樹生の、葛藤からの気づきと行動に涙!まだ続きそうなラストは少し不穏だが、これからもこのシリーズから目が離せない。

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