東京 しるしのある風景

松田青子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309026336
ISBN 10 : 4309026338
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
追加情報
:
208p;19

内容詳細

風景印(ふうけいいん)―郵便局で押してもらえる、その地域縁の名所旧跡などを絵柄にした印。出不精な作家が風景印に誘われて、てくてく散歩。気付かなかった東京23区+番外編。

目次 : 東京23区編(千代田区/ 中央区/ 港区/ 新宿区/ 文京区/ 台東区/ 墨田区 ほか)/ 番外編(吉祥寺(武蔵野市)/ 姫路市/ 富岡市)

【著者紹介】
松田青子 : 1979年、兵庫県生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
☆
☆

3.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
1
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
東京二十三区の風景印を集めながら、郵便局...

投稿日:2021/07/03 (土)

東京二十三区の風景印を集めながら、郵便局をまわるエッセイ。時には懐かしのお店を巡ったり、雨に気持ちが沈んだりと、忙しい。しかし普段見ない景色に心踊ったり、のんびり歩いたり(道に迷ったり)。ムーミンの切手私も買ったなぁと思いながら、楽しく読みました。

はれ さん | 不明 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • アマニョッキ さん

    松田青子さんが東京23区の風景印を集めてまわる街歩き&コレクションエッセイ。風景印いいですね。各郵便局のこだわりがじわりと出ていて面白い。松田さんが選ぶ切手も毎回かわいいし、途中で寄り道しておやつ食べたりパン買ったりするのも楽しい。小説とは違って毒気ほぼなし。なんだかそこもまた好感が持てた。わたしがもし郵便局員さんだったら、風景印押したくない逃げ逃げ局員だったろうなー。だってあれ絶対難しいし、松田さんじゃなくきっと誰もがきれいに押してね感出してくるよね?

  • おいしゃん さん

    郵便局の風景印を集めている人が、自分以外に周りにいないので、こういう本待ってました!と、ニヤニヤしながら読んだ。風景印を押す局員さんの様子の描写も面白いし、実物が写真で載せてあるのも嬉しい。

  • ぶんこ さん

    「風景印」?初めて知りました。面白いです。近所の郵便局にもありまぢた。早速調べてみると、風景印を集めている人のブログも見つけました。若い頃にずいぶん集めた記念切手を、ようやく切手好きな方に譲ったりと断捨離中なのに、風景印帖を新たに作りたくなり、記念切手も集めたくなりました。困った。それくらい魅力的な内容でした。

  • fwhd8325 さん

    確かに郵便局には、風景をデザインした記念スタンプがあったことを思い出しました。郵政のホームページには、風景印がある局を調べることができるんですね。これは、なかなかいいです。松田さんのように、近隣のランチや公園などの目的と合わせれば、素敵な記録になりそうです。最近では、マンホールのふたやダムカードなどもコレクションの話題になっています。公共のサービスや機関だからこそなのでしょうか。スバやマックには記念スタンプは無いものね。さすが公共サービスと唸りました。

  • おかむら さん

    風景印のことは泉麻人の本で知ってたけど、あちらはややマニアックなのでそれほど興味惹かれなかったのに、この松田さんの方は! なんかとても楽しそー! 東京23区の風景印のある郵便局をゆるゆる廻る。街歩きのプチ目的として最適だな。そして松田さんならではの押してくれる郵便局員さんの挙動観察がまた楽しい。こういう密やかなお楽しみはブームにならないで(ならないとは思うが)淡々と続いていってほしいわ。私も使わない切手そこそこあるし、カード買って持ち歩こうっと!ご朱印帳ほどがさばらないのも良し。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

松田青子

1979年兵庫県生まれ。作家、翻訳家。2019年『女が死ぬ』の表題作がシャーリイ・ジャクスン賞候補になる。21年『おばちゃんたちのいるところ』がレイ・ブラッドベリ賞候補になったのち、ファイアークラッカー賞、世界幻想文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品