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松田道雄 子どものものさし Standard Books

松田道雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582531787
ISBN 10 : 4582531784
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

おとなは子どもにたいして、もっと謙虚でなければならぬ―『育児の百科』で知られる小児科医が見た様々ないのち。

目次 : 子どもと本気になって遊ぶ/ 保育という教育/ 子どもとひろば/ 教師の天分、子どもの天分/ 子どもの“ものさし”/ 子どもの味覚/ 学校ぎらい/ 臆病なインテリ/ 左利きの人権を/ 人民のことばを/ 寛容な教育/ 道徳について/ 独立した個人として/ 育児・祖父編/ 幼稚園/ 自立/ 死と生/ 生きもののつらさ/ 医学とはなにか/ 病気はなくなる/ 患者の医学/ 生きる権利/ 医者のエゴイズム/ 無手勝流/ 「人工死」とのたたかい―どこでどうして死ねるやら/ 実用途非実用/ 医者になりたての頃/ 自由のたのしさ/ 市井の大陰

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ツキノ

    2021年2月発行。『育児の百科』がお守りなので、松田先生の文章なら読みたい!と取り寄せたらSTANDARD BOOKSでありました!書かれた年と著者が何歳であったかが書かれているのがとてもいい。「おとなは子どもにたいして、もっと謙虚でなければならぬ。子どもの心にしかないものを、もっと大事にしなければならぬ。」「幼児のなかにある原鉱を発掘し、精錬することが教育だ」など名言多数。自身の孫との触れ合いも書かれている。栞の執筆は『父と子の絆』の島田潤一郎。

  • サラダボウル

    今年一番の出会いの本は、もうこれに決まった。小児科医として、教育や社会、生きることに関して、氏が生きて掴んできたものを惜しみなく伝えてくれる。お孫さんとのやりとりは、ユーモアが溢れる。「医学を学ぶのには自然に忠実でなければならぬ」その眼差しは、育ちゆく子ども達へも向けられる。大正初期、多くの赤ちゃんの命を奪った病の原因を、ある医師が母親のおしろいの鉛だと特定した。政府は売り切れるまで販売停止にしなかった。穿った見方が時に擡げる。読書低下を為政者は好むかなと。

  • naotan

    『育児の百科』松田道雄さんのSTANDARD BOOKS。「字ちゅうもんは、支配たらいうもんと、ひっついとる」という視点にハッとした。

  • カメハメハダイオーイカ

    子育ての頃バイブルとして活用した「育児の百科」の著者の珠玉の文章を「STANDARD BOOKS」として集めて刊行されたので読んでみた。「育児の百科」が出たのが1967年なので今となっては古い情報もあるが現在も引き続き販売されているのをみれば、いかに松田道雄さんの考え方が先進的であったかが伺い知れる。本書での「子どもだって子どもなりにものさしを心にもっている」というくだりは、まさしく著者が子どもに寄り添って子どもの人格を肯定するスタンスを如実に表わしていると感じた。

  • aki

    「自立と言うのは子どもの立場からいえばそうだが、大人の側からすれば手におえなくなったということだ。」うちの子二歳。まさに自立しはじめイヤイヤ期。

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