Books

私の読んだ本

松田道雄(医師)

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004150893
ISBN 10 : 4004150892
Format
Books
Publisher
Release Date
May/1971
Japan

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
絶版になっていることからもわかるとおり、...

投稿日:2021/04/12 (月)

絶版になっていることからもわかるとおり、現代に読むにはそぐわない、いや時代が合わないかもしれない。明治に生まれ、探偵小説に没頭した少年時代、マルクス主義に触れた高校時代、弾圧の嵐の中で医者になり、太平洋戦争で軍医として駆り出された著者の読書を通じて語る自叙伝として読めば、興味津々である。

アヒル交響曲 さん | 不明 | 不明

0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • シルク

    小児科医の筆者が、幼時からの読書歴を振り返ったもの。戦争中、心身が削られていくような日々の中、現実から遊離した本を好んで読み、どんなに疲れていても数頁読まなくては眠れなかった…という描写が印象に残っている。心の栄養てな言葉が心に浮かんだ。半年前、授業をフルで回しながら論文を書いていた。その時、長時間のパソコンで目が充血し、涙が出る程痛くても、「ハウル」のある場面を10分程観ないことには気が済まなかった。論文を書き上げると、狂おしい欲求は落ち着いた。わたくしがあの時欲していたものも、心の栄養だったのだろう。

  • naotan

    『私の読んだ本』というよりも『私のマルクス主義』といった内容だか、マルクス一辺倒というわけでもなく、戦後には共産党に失望した行き場のない心も描かれる。老年になり医師として体力の限界を感じ、『育児の百科』をまとめ上げた偉業には感謝しかない。本書によって救われた親は沢山いるのだから。

  • 讃壽鐵朗

    マルクス主義者の読書歴には、興味が湧かない

  • deltalibra

    日付曖昧

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items