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グラフィック・ビートルズ

松田行正

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784909718099
ISBN 10 : 4909718095
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
牛若丸 ,  

Content Description

ビートルズのアルバム11枚のジャケット・デザインを1章ずつ解説。デザインの「革新性」を20世紀デザイン史の中に位置付け、「デザインの歴史探偵」を名乗るデザイナーの松田行正が検証します。

表紙に付けられたA1判大のパロジャケ・コレクション・ポスター(CD180点以上、書籍34冊を掲載)も圧巻。書籍でしか味わえない造本の魅力が満載です。


[目次]

1 斜めがもたらした躍動感が新しい息吹を伝える。
 Please Please Me

2 カメラマン、フリーマンの活躍(1)
 ハーフ・シャドーがビートルズのアイコンとなる。
 With the Beatles

3 カメラマン、フリーマンの活躍(2)
 映画のコマ撮り風デザインがサントラをイメージさせる。
 A Hard Day' s Night

4 カメラマン、フリーマンの活躍(3)
 タイトル・バンド名よりもヴィジュアルを重視する。
 Beatles for Sale

5 カメラマン、フリーマンの活躍(4)
 手旗信号風やらせポーズでアイドル路線に回帰する。
 Help!

6 カメラマン、フリーマンの活躍(5)
 サイケデリック・フォントと憂鬱な表情が60 年代を象徴する。
 Rubber Soul

7 髪の毛にこだわったイラストとコラージュで伝説となる。
 Revolver

8 原寸コラージュによる集合写真。
 Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band

9 経年変化をデザインする。
 The Beatles(White Album)

10 なにげない日常の風景をアート、そしてアイコンにしてしまった。
 Abbey Road

11 ビートルズの最後を象徴するかのように4 人を分断するレイアウト。
 Let It Be

この他にコラムが多数入ります。


《著者情報》
松田 行正(マツダ ユキマサ)
本のデザインを中心としたグラフィック・デザイナー。自称デザインの歴史探偵。「オブジェとしての本」を掲げるミニ出版社、牛若丸主宰。『眼の冒険』(紀伊國屋書店)で第37回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。著書に、『デザインってなんだろ?』(紀伊國屋書店)、『デザインの作法』(平凡社)、『にほん的』(河出書房新社)、『独裁者のデザイン』(河出文庫)、『眼の冒険』『線の冒険』(ちくま文庫)、『RED』『HATE!』『急がば廻れ』『デザイン偉人伝』『アート&デザイン表現史』『戦争とデザイン』『宗教とデザイン』(左右社)などがある。

【著者紹介】
松田行正 : 本のデザインを中心としたグラフィック・デザイナー。自称デザインの歴史探偵。「オブジェとしての本」を掲げるミニ出版社、牛若丸主宰。『眼の冒険』(紀伊國屋書店)で第37回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hirocchi

    ビートルズのオリジナルアルバムのデザイン検証もの。音楽の話はほとんどないが、ジャケットにまつわる話は興味深い。いわゆる青盤のジャケットは、もしかすると「Let It Be」に使われていたかもしれない。実際は4人それぞれ黒枠で区切られたデザインだが、こちらが採用されていたら、'70年以降もThe Beatlesのサウンドが聴けたのかもと妄想せずにはいられない。「Abbey Road」は10分程度で撮影終了。ジャケットは左から右に歩く姿だが、逆方向含めて6カットのみ。1番バランス良いものが採用されたらしい。

  • O-chami

    デザインの歴史探偵を自称するグラフィック・デザイナー。 ビートルズのオリジナル・アルバムのデザイン検証が、独自の視点で語られていきます。 添付のパロディ・ジャケット・コレクション・ポスターがずっと眺めていられて愉しい❗️ (文芸書でもパロディあるよね。「鴨川ホルモー」万城目学とか「レボリューションNo.3」金城一紀とか・・・) BGMは、勿論ビートルズ全曲をランダムで・・・🎶🎶🎶

  • りらこ

    学生の頃、学校近くの横断歩道で、アビーロード風写真撮りましたっけ。そこそこ洋楽かじったらアビーロード有名すぎて、とりあえず横断歩道と被写体四人いればそれしかない、って感じ。ポールイズライブの発売当時ジャケットに衝撃を受けた。ポールさん、やるな、と。でも、まわりに興味を示す人はいなくて。ビートルズ関連本。とりあえず読んじゃう。

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