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すべては一杯のコーヒーから

松田公太

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101180311
ISBN 10 : 4101180318
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

27歳で起業を志し大手銀行を退職した青年は、体当たりの交渉でスペシャルティコーヒーの日本での販売権を得た。銀座に待望の1号店を開業した後は、店内に寝袋を持ち込み泊まり込みで大奮闘。ビジネスにかける夢と情熱は、コーヒーチェーンを全国規模にまで大成長させた。金なし、コネなし、普通のサラリーマンだった男になぜできたのか?感動のタリーズコーヒージャパン起業物語。

目次 : 第1章 情熱を込めて/ 第2章 使命感を持って/ 第3章 経験を積む/ 第4章 自分を信じて諦めない/ 第5章 人こそすべて/ 第6章 将来を見据えて/ 第7章 その後の出来事

【著者紹介】
松田公太 : 1968(昭和43)年12月3日、母の故郷宮城県生れ、東京育ち。’73年から父親の転勤でアフリカのセネガル国、’79年から米国マサチューセッツ州で過ごす。’86年帰国し、筑波大学国際関係学類に入学。’90(平成2)年三和銀行入行。’96年起業を志し退行。’97年8月タリーズコーヒー1号店を銀座にオープン。’98年5月タリーズコーヒージャパン株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。2001年7月ナスダック・ジャパン(現ヘラクレス)に株式を上場。’02年8月持株会社体制へ移行。フードエックス・グローブ株式会社に商号変更(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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 職場で,10年目を迎える者が,自分で異業...

投稿日:2011/04/09 (土)

 職場で,10年目を迎える者が,自分で異業種会社に連絡を取り,3日間就業研修するという制度がありました。全ての会社が受け入れてくれるわけではなく,研修先を開拓するまでの労力が甚大であったことから,現在この制度は廃止されてしまいました。当時,私は,ほんのひとときの夢を描き,もしも今と違う仕事を選べるなら,コーヒーショップの店員になりたいと思いました。人が好きで,自分のささやかな振る舞いが,人に喜ばれ,元気になってもらえるなんて,最高の生き方ではないかと考えました。実は,某有名コーヒーチェーンに申し込んだところ,「研修は受け入れておりません」とあっさり断られ,どうしようかと悩んでいた時に,偶然にもこの本に出会いました。読後,迷わずタリーズコーヒーに申し込みました。残念ながら,私の希望した店舗では,ちょうどフランチャイズ化される時期と重なるという事務的な問題のために叶いませんでした。しかし,対応してくださった方は,研修の趣旨に賛同し,「3日間でもバリスタになって,御社の企業精神を学びたい」と本の感想と熱い気持ちを最後まで聞いてくださいました。「それは残念,本当に申し訳ない」「来年ではダメなのですか?」とも言ってくださいました。それらの言葉から,フェロー(仲間:従業員)の意欲を大切にする会社の一端を垣間みることができました。 この本は,いわゆる,経営者のマネジメント論に分類されるかもしれません。けれども,ある一人の若い経営者の半生記として,非常に刺激的で読み応えがあります。松田さんの,何年も温め続けてきた夢を実現するバイタリティーと行動力に触発されて,久しぶりに気持ちが若返りました。大人になればなるほど,日々現実との戦いだけど,一杯のコーヒーで人生が劇的に変わる現実もあることを知り,まさに人生のコーヒーブレイクができました。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tαkαo Sαito

    すごく面白かったです!経験をたどる内容でしたがビジネスの内容も読み取れたのがよかったです。代官山の蔦屋書店で手に取った本でした。

  • タリーズジャパン創業者の自叙伝。アメリカで飲んだスペシャリティーコーヒー。成功者は今回も「こんなものが…」と言われ続けた。自分を信じて「情熱を持ってやりきる」「常識に囚われない」アメリカでの幼少期の教育は、日本よりも自由で夢に向かって行けるような気がした。無論日本でも優秀な方はたくさんいるが。開店前の土地に出向き、一日中交通調査。ある時には利益を度外視してやり抜く。亡くなったお母様や弟様との経験から病院内での出店のエピソードは素晴らしい。私も入院中の楽しみはカフェだったことを思い出した。

  • ネコタ

    タリーズ創業者の著書。タリーズを創めるまでの自分の生い立ち、事業の立ち上げ、その後の話など。スタバという巨大ブランドを前に起業したのはすごいと思った。裏表紙には普通のサラリーマンって書いてあるけど普通じゃないんだよきっと。やっぱり子どもの頃に海外で生活したからそのときのおかげでいろいろな考えができるんだな。

  • hanagon44

    子どもの頃の経験や感性で体に吸い込み染み込ませた生きる世界への好奇心や興味がそのまま息づいていて,自分だけでなく周りにも波及させるパワーを持った著者の熱気が伝わってくる本でした。言うは易し,行うは難しですが,"No Fun, No Gain"の精神で『常に頭を回転させ,創意工夫していると,自分の成長に繋がっているはずだ』の心意気で自分も考え行動していきたいなと思わされました。

  • donboo

    最近ホントよく見るし、最寄駅にあるので良く読書するために利用します。タリーズが1人の日本人青年の使命感と熱意によって日本進出を果たしたサクセスストーリー。大手の資金力、権力に屈せずここまで成長させたこと。成功の裏には多くの挫折と弛まぬ努力と行動力、そして持続力。未だ夢半なのでしょうがこれからも美味いコーヒー提供し続けて下さい。

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