松尾芭蕉おくのほそ道 / 与謝蕪村 / 小林一茶 / とくとく歌仙 池澤夏樹=個人編集日本文学全集 全30巻

松浦寿輝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309728827
ISBN 10 : 4309728820
フォーマット
出版社
発行年月
2016年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
548p;20

内容詳細

俳諧は自然と世間と人間を結ぶ。俳聖たちの句に連歌から発句を経て俳句に至る流れを辿り、現代の連歌として丸谷才一らの歌仙を収める。(池澤夏樹)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    この巻には俳句の文学作品としての位置づけとして、芭蕉、蕪村、一茶、それと対談集が収められています。芭蕉は昔の参考書で奥の細道を読んだばかりでしたので、この現代語訳はすらすらと読めました。蕪村は辻原さんが選んだ句、一茶は長谷川櫂さんが選んだ句がそれぞれ収められています。この3人はそれぞれ特徴があり様々な句を楽しめます。対談集は丸谷才一、大岡信、高橋治のもので昔読んだものですが、皆さん言いたいことをいっていて自分も句がるくれるのではと思わせてくれます。

  • starbro さん

    池澤夏樹=個人編集 日本文学全集全30巻完読チャレンジ第十八弾です。ようやく60%まで来ました!人生でこんなにいっぺんに多くの俳句を読んだのは、初めてです。俳句は自然を切り取り余韻を残すイメージが強いのですが、恋の句も結構詠まれているのは、大変新鮮でした。マイベストは松尾芭蕉の「荒海や佐渡に横たふ天の川」です。私の故郷を詠んだ句で、日本海と満点の星空の対比がダイナミックで魅力的です。最期に一句「夏の宵 讀書米(メーター) 本の杜」お粗末様でした(笑)

  • 都わすれ さん

    本巻は江戸期俳諧の新訳と現代のとくとく歌仙が収録されている。芭蕉の奥の細道が今でも愛され続ける魅力は何だろう。死を覚悟して漂泊の旅をするその姿と古人の心に寄り添い自己の不易流行の思想を核とし、単に紀行文ではなく文学として完成させたものによるからだろうか。その魅力は深く尽きない。松浦氏による句の評釈は外国、現代文学に重ね合わされ興味深かった。軽みへ向かおうとした芭蕉はどのような夢をみていたのだろうか。蕪村は柔らかな感性で絵画のような句が美しい。長谷川櫂氏の一茶は芭蕉と対比させて近代を浮かび上がらせている。

  • ぐうぐう さん

    俳諧を主題とした『日本文学全集』第12巻。松尾芭蕉、与謝蕪村、小林一茶という三人の巨星と、鼎談形式の『とくとく歌仙」を収録している。芭蕉の「おくのほそ道」はあまりに有名だし、知っている句もあるが、通して読むのは初めてだ。句ももちろんおもしろいのだが、紀行文がすごく読ませる。芭蕉の句を、あるいは紀行文を読んでいると、何気ないものをいかに想うか、ということをしみじみと痛感させられる。蕪村の句では、さらにそれを強く感じる。芭蕉よりも素っ気なく、地味な句が多いにも関わらず、だからこそ感動も大きくなる。(つづく)

  • fishdeleuze さん

    松尾芭蕉/松浦寿輝のみ。『おくの細道』、百句撰、そして俳諧を所収。芭蕉の句解において古典的解釈はもちろんのこと、西洋古典や現代思想の引用もまじえての解釈はとても興味深いものだった。それだけ芭蕉の句は普遍性をもつということだろうか。とりわけ好きなのはいくつかの多義的な句だ。一つのイメージのその奥にもう一つ別の世界が見える。言葉がフックとなって風景が浮かんでくるだけではなく、音や皮膚感覚まで現前される。またその奥にもうひとつ世界がある。読んでいて圧倒的な感覚があった。わずか十七字の宇宙。

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人物・団体紹介

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松浦寿輝

1954年東京生まれ。詩人・小説家。東京大学名誉教授。2000年「花腐し」で芥川賞受賞。著書に『半島』(読売文学賞)、『川の光』、『エッフェル塔試論』(吉田秀和賞)、『折口信夫論』(三島由紀夫賞)、『明治の表象空間』(毎日芸術賞特別賞)、『afterward』(鮎川信夫賞)などがある

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