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Jt、財務省、たばこ利権 -日本最後の巨大利権の闇-ワニブックスplus新書

松沢成文

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847060649
ISBN 10 : 4847060644
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

前神奈川県知事として、2010年、全国に先駆けて受動喫煙防止条例を制定した著者が、「たばこ」をめぐる利権構造の闇に迫る。専売公社から民間企業へと変貌を続けるJT(日本たばこ産業)、たばこ税を通してその闇に多大な影響力を行使する財務省。その両者の癒着と思惑に、たばこ農家に農水省、厚労省、はてはコンビニ、地方自治体までを巻き込んだ、「たばこ」に群がる既得権者たちの構造を暴く。巨大メディアが決して触れない利権の全貌が見えてくる。

【著者紹介】
松沢成文 : 参議院議員(みんなの党)。1958年神奈川県川崎市生まれ。1982年慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、松下政経塾に第3期生として入塾。1987年松下政経塾卒業後、神奈川県議会議員に県政史上最年少で初当選。1993年衆議院議員選挙に初当選。2003年神奈川県知事選挙に当選。2期8年を全うする。2013年に参議員議員選挙に当選し、国政に復帰した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • みじんこ

    先日の週刊リテラシーで松沢氏本人がこの問題を取り上げていたので、気になって読んだ。タバコが嫌いだとかいう理由ではなく、国策会社とも言うべきJTの在り方や、たばこを規制する国際条約を他国と比較して全く遵守しようとしていないという現状の面から批判している。本書に書かれているたばこ利権について知らないのは私だけではないだろう。最後の9章で構造改革のロードマップを提示しており、これが実現できれば健康面のみならず税収面においても日本にとってプラスになる。ただ、既得権益を持つ人々が簡単にそれらを手放すとは思えない。

  • てながあしなが

    長いこと進んでいなかったが、今日残り半分を一気読み。JTの握る利権について分かりやすく概説。日本は諸外国に比べてたばこのモラルが低いということを自覚できた。たばこの名称やパッケージ、宣伝方法、売り方にまでWHOの条約は規制をかけているが、日本はだんまりを決め込んでいる。また、たばこと健康の関係について、フィリップモリスは健康に害があるということをハッキリと認めているが、JTはHPでも「はっきりとした因果関係は認められない」と声明を出している。東京五輪がやや心配ではある。

  • 紫砂茶壺

    国策会社のJTが規制をいいことにたばこを売りまくる。WHOの勧告も無視、シンクタンクの御用学者に「受動喫煙と疾病の関係性は不明」などと都合のいいことを言わせる。JTと族議員とたばこ農家とたばこ屋の4者ががっちり組んでたばこ規制に頑強に抵抗しているように見えるが、実はJTはたばこ農家とたばこ屋のことを真剣に考えているわけではない。喫煙者が今まで好き放題振る舞ってきた反動でたばこが規制されそうになっていることを「肩身が狭くなっている」と被害者意識全開なのはなぜなのか?まずはたばこ族議員を落とす!

  • tacacuro

    2018年の健康増進法改正により原則屋内禁煙になるなど、10年前の本書発行時よりは前進しているものの、日本のたばこ対策は依然として十分でない点が多いようだ。日本でも喫煙と受動喫煙によって年間約10万人以上の命が失われているとされる現状を踏まえると、今後も取組を強化する必要があるのではないか。JTの国際プレゼンスがここまで高いとは不覚にも知らなかった。

  • mft

    みんなの党の中ぐらいは意見をまとめられるんだろうか?

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