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ISBN 10 : 456983020X
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二宮尊徳といえば、薪を背負って書を読む「二宮金次郎像」ばかりが有名かもしれない。だが彼は、幕末期に、一農民の出身でありながら、600を上回る荒れ果てた農村や諸藩の再建に見事に成功した人物である。明治以降、近代日本を創り上げていった人々が「師」と仰ぎ、戦後進駐してきたGHQの高官も「真の自由主義者」と激賞した尊徳。彼は人々の心を燃え立たせる徳の人であると同時に、世界に先駆けてマイクロクレジットの仕組みを生み出した創意工夫の人でもあった。二宮尊徳の生涯とその「不滅の成功哲学」をわかりやすく紹介する。
目次 : 第1章 困苦のなかからつかんだ成功哲学の萌芽/ 第2章 「心」の荒廃を変えねば再建はならない/ 第3章 各地に広がり受け継がれてゆく報徳仕法/ 第4章 報徳思想―二宮尊徳の成功哲学の神髄/ 第5章 実践で培い、発揮した七つの力/ 第6章 思想の系譜―尊徳の思想はいかに継承されたか/ 第7章 尊徳を師と仰いだ日本資本主義の立役者たち/ 第8章 現代に受け継がれ、世界に広がる報徳思想
【著者紹介】
松沢成文 : 1958年、神奈川県川崎市生まれ。82年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、松下政経塾に第3期生として入塾。84年、米国連邦下院議員スタッフを経て、87年、神奈川県議会議員に初当選。93年、衆議院議員に当選し3期務める。2003年、神奈川県知事に当選し2期8年をまっとうする。2013年に参議院議員選挙に当選し、国政に復帰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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takam
読了日:2020/08/21
Yuma Usui
読了日:2024/01/14
maimai
読了日:2020/09/22
ATS
読了日:2017/12/11
mittsko
読了日:2021/02/19
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