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開業医の正体 患者、看護師、お金のすべて 中公新書ラクレ

松永正訓

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121508096
ISBN 10 : 4121508092
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

クリニックはどうやってどう作るの? お金をどう工面しているの? 収入は? どんな生活をしているの? 患者と患者家族に思うことは? 上から目線の大学病院にイライラするときとは? 看護師さんに何を求めているの? 診察しながら何を考えているの? ワケあって開業医になりましたが、開業医って大変です。開業医のリアルと本音を包み隠さず明かします。開業医の正体がわかれば、良い医者を見つける手掛かりになるはずです。

【著者紹介】
松永正訓 : 1961年、東京都生まれ。87年、千葉大学医学部を卒業し、小児外科医となる。日本小児外科学会・会長特別表彰など受賞歴多数。2006年より、「松永クリニック小児科・小児外科」院長。13年、『運命の子 トリソミー 短命という定めの男の子を授かった家族の物語』で第20回小学館ノンフィクション大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    45歳で小児科医院を開業した著者。必要な資金や、開業時の苦労(人を雇う難しさ、電子カルテの重要さ)、収益などが赤裸々に語られていて興味深い。しかし、本書のポイントは、開業医・大学病院・一般病院の役割分担の中で、「開業医の使命」に対する著者の強い思いが語られていることにある。手技が下手でも笑顔の看護師と点滴は上手だけど事務的な看護師なら、前者がいいと言う。診療報酬点数ではなく患者に寄り添う志の高さに心打たれるが、そういう先生が少数派であることこそ、本当の意味での「開業医の正体」ではないかと思ってしまう…。

  • あすなろ@no book, no life.

    なかなか興味深い一冊だった。良い医師悪い医師。良い患者悪い患者論が述べられている。その上で開業するかしないか、した場合の身入り等。結構多くの読者の方が愉しめるのではないか。愉しめると書いたのは医学書の要素はないから。個人的には開業資金関係やこれを取り巻く某リース会社の事やコンサルの話、そして継承の場合の営業権の実態が興味深かった。一つの知的読み物・お仕事エッセイ的な知的好奇心を満たしてくれる本としてありそうでない一冊であった。一番の名文句は、開業医という学問ない、というセンテンスかな。

  • ゆいまある

    患者さんが面白かったと言って強引に貸してくれた。反医療本ではない。普通に真面目な小児外科医が医者とはどうやってなって、どんな研修をして、どうやって人やお金を集めて開業して、どうやって生活しているのかをまあ、赤裸々に書いた本である。開業医以外が読めばへー、そうなのかと思うところもあるかもしれないが、開業医の目から見たら目新しい話はない。ただ、開業医になったら夕方以降時間なんて増えないぞ。医師会との面倒な付き合いとか、膨大な書類作成とか、更に家事育児。優雅な仕事じゃないと思う。

  • ナミのママ

    著者は1961年生まれ、千葉大医学部卒の小児外科医。2006年から千葉市若葉区にて「松永クリニック」を開業している。患者さんも読むであろうこの書籍、帯どおりに包み隠さず書かれているようだ。開業の仕方や費用、大学病院と個人病院の違い、年収、診察内容など知らないことばかり。私自身はかかりつけ医がないのだが、従兄弟が2人開業しているので顔が浮かんだ。我が家は総合病院が近くにあり、駐車場が広くて予約システムも便利なので行ってしまうが、これからは開業医とのお付き合いも必要かも。

  • 24年2月。タイトルから開業にかかるマネジメントの話と思って買ったら、それに留まらない小児科の先生の苦労話であり大変興味深い。一般病院、大学病院、開業医の違いなども聞いてみないとわからない。医者もそうだが、最初からけんか腰というか、クレームをつけられやすい商売、職業というのはある。お互いフラットに接してくれるわけではない。それは専門性ということでもある。やたらと薬を出さない、無用の検査で被曝させない考えには同感。大学医局時代の雑用のための雑用のエピソードは組織あるあるで思わず笑ってしまった。

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