Product Details
ISBN 10 : 4766425677
Content Description
産業規模の拡大とともに、文化的重要性が増しつつあるビデオゲーム。本書は、ビデオゲームを一つの芸術形式として捉え、その諸特徴を明らかにすることを試みる。スペースインベーダー、ドンキーコング、テトリス、パックマン、スーパーマリオブラザーズ、ドラゴンクエスト―多くの事例をとりあげながら、ビデオゲームを芸術哲学の観点から考察し、理論的枠組みを提示する画期的な一冊。
目次 : 第1部 芸術としてのビデオゲーム(ビデオゲームとは何か/ ビデオゲームの意味作用/ 芸術としてのビデオゲーム)/ 第2部 一つの画面と二つの意味(ビデオゲームの統語論/ ビデオゲームの意味論/ 虚構世界/ ゲームメカニクス)/ 第3部 二つの意味のあいだで遊ぶ(二種類の意味論の相互作用/ ビデオゲームの空間/ ビデオゲームの時間/ プレイヤーの虚構的行為/ 行為のシミュレーション/ そして遊びの哲学へ)
【著者紹介】
松永伸司 : 東京藝術大学美術学部教育研究助手、首都大学東京非常勤講師。2015年東京藝術大学大学院美術研究科美術専攻芸術学(美学)専門領域博士後期課程修了。博士(美術)。2015年より立命館大学ゲーム研究センター客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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