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ひらかれる建築 「民主化」の作法 ちくま新書

松村秀一

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480069191
ISBN 10 : 4480069194
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • koji

    建築の民主化を三世代に分け、人々がより幸せで豊かな生活の場を作るために建築家は何をすべきか、その作法を明らかにする書です。著者はポストモダンの第二世代ですが、第一世代の技術(著者は「箱の技術」と言います。)を、第三世代が志向する「自身の生き方の場づくり」としての建築に利用する作法を提唱します。私は、建築家の書物を時折読みますが、その視点には、いつも目を見開かされます。本書からも、「圧倒的空間資源の可視化、利用の構想力」というキーワードをもらいました。これからの仕事のヒントにします。

  • 浅香山三郎

    タテモノやケンチクの分野に、専門家でない人々が主体性を発揮して参加していく過程を本書では「民主化」といふキーワードで捉へてゐる。その段階は、@建築の近代化=箱(住居)をあまねく供給すること、A「箱の産業」の民主化=住み手の多様化への対応、B賃貸を中心とした専門家以外の建築への参加、と分けられる。かうした過程で、タテモノの供給側(「箱の産業」)の対応がだうだつたかといふことを論じてゐるのが面白い。タテモノへのアプローチを通じ、Aの時期に我々が普段目にする景観がだう作られたかが産業構造的に分かるのが興味深い。

  • 住宅の生産方法とシステムと設計を通じて、今後の建築の在り方を提示していますが、少し掘り下げ方が甘い。コトバの定義があいまい、「民主化」と、非常に方便として使われやすいコトバを使うところなど残念、1章では意匠史になるので「近代化」と置き換えて読む。4〜5章は、経験に基づく実体験からなので読みごたえがあるし、なんとなく時代が変わりつつあることを感じる

  • アメヲトコ

    建築家の藝術としてのケンチクと、それ以外のタテモノとの乖離状況が埋められ、建築が人々へとひらかれていく過程について追ったもの。グロピウスからリノベーションスクールまで、20世紀以降の建築の「民主化」の過程が目配りよく紹介されて面白いです。ただ、本書の骨子となる「三つの世代」をはじめ、基本的な語句の定義が明確でないため、論として見ると若干曖昧な感じもします。このあたりは編集者にも問題ありでしょうか。

  • takao

    ふむ

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