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31文字のなかの科学

松村由利子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784757150690
ISBN 10 : 4757150695
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2009
Japan

Content Description

すぐれた歌人が科学を詠う時、そこには普遍的な深い洞察や未知なるものへのおののき、知的な喜びなどが込められる。新聞記者だった歌人が、短歌を通して、ヒトの身体から宇宙までを見はるかす。

【著者紹介】
松村由利子 : 1960年、福岡県生まれ。歌人、フリーライター。1986年、毎日新聞社入社。千葉支局、生活家庭部、学芸部、科学環境部などを経て2006年6月からフリーランスに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まみ

    「今日君と目が合いました指先にアセチルコリンが溜まる気がした」(永田紅)歌の中に唐突に、異質なものとして科学用語が出てくるとどきっとしてにやっとする。そんな(そうでない歌もあるが)科学の歌がたくさん集められている。宇宙の歌が特に好きで何度も読んだ。解説は、斜め読みでした。

  • 里馬

    すばらしい科学短歌集。飛翔して各々の歌集を読み漁りたい。

  • joyjoy

    ハッとさせられたり、へーと感心したり。著者による解説と合わせて読みながら、考えさせられる歌がたくさんあった。痛いところを衝かれた、と感じた歌。―「地球とは」こう主語にして語るときあなたはすでに傲慢である(松本秀『5メートルほどの果てしなさ』)― 「○○とは」の○○をあなたは本当に知っているのか?本気で考えたことがあるのか?と問われている気がした。若い頃よく読んだ柳澤桂子さんの歌もあって嬉しかった。―私が羊歯だったころ降っていた雨かもしれぬ今日降る雨は—

  • Marie

    科学に関連する短歌をテーマ別にまとめたもの。お気に入りをひとつ→安らけく焼かれし後も骨片にわがDNAが消えぬ悲しみ/外須美夫『回診』 それな!と思った。オタク界隈には、人に見せたくない自分の遺品を全て処分してくれという意味の「積み荷を燃やして」というジョークがあるけど、骨になるまで焼かれた後にさえ、遺伝情報という超プライバシーが隠せないことの言いようのない気持ち悪さ。DNAが読めたところであなたの隠したいようなことは何も分からないよ、って言われるかもしれないが、違うんだ。理屈じゃないんだ。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    毎日ライフ,MMJ(Mainichi Medical Journal)連載記事 31文字を科学するのではなく、 31文字の中に科学を詠込むという感じ。 なので「の」という言葉の意味が分かる。 行きて行くこと,年老いていくことを詠んだ歌も、 科学的な分類の中に整理している点がよいかも。 soratanka.seesaa.net は休載中のようだと思ったら、砂子屋書房に連載している。http://www.sunagoya.com/tanka/

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