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スイスと日本国を守るということ 「永世中立」を支える「民間防衛」の知恵に学ぶ

松村劭

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396681067
ISBN 10 : 4396681062
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2005
Japan

Content Description

平和は叫ぶだけでは来ない。強国に囲まれたスイスが平和でいられた理由とは。艱難辛苦の歴史から生まれたスイス人の防衛の知恵に学び、日本の国防を考える。憲法改正が現実のスケジュールに乗った今、国民必読の書。

【著者紹介】
松村劭 : 米国国防省認可法人デュピュイ戦略研究所・東アジア代表。国際戦略研究所(IISS)会員。防衛大学校卒業。陸上自衛隊指揮幕僚大学卒業。インド国防参謀大学留学。陸上自衛隊で西部方面総監部防衛部長などを歴任。自主退職後、日立製作所で戦車技師として勤務。1994年より著述活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • すしな

    131-19.原発事故のときも原発は安全という神話の中で安穏としていたら取り返しのつかないことになってしまいましたけど、「人間弱いからこそ戦争する」という事を肝に銘じて、その時に備えていないといけないなというのを感じました。ヨーロッパはその歴史のなかで多くの戦争を経て今に至っているので、スイスの国防は緻密に練り上げられているなと。隙が無ければちょっかい出せませんが隙があるとどうしてもちょっかい出したくなるのが人情だと思うので、やられたら必ず報復できるぐらいの装備と法律は必要なんじゃないかと思いました。

  • Rusty

    アメリカが守ってくれない部分を想定し自衛隊も備えておくべき等いい話も書いてある。しかし、スイスは内陸国で海洋からの輸入に依存していないが日本の生存基盤は海外交易→日本は軍事力を海外派遣しなければならない(スイスが小麦や肉をローリングストックしてるように、日本も交易に依存しない体制をつくるべきでは?)、軍事行動で竹島を奪回すべき(「昨日の敵は今日の友」でスイスが近隣諸国と巧みな外交を展開してきた事例を別に挙げているにも関わらず)等、自論に合わせてあれこれ持ち出した末筋が通ってないように感じる部分が多かった。

  • さよならハードモード

    国を守るって、例えると自分の心身を守る、という事と似ていると思います。  一人でも誰かとでも生きていけるように対人関係や規則を学び実行する(外交、情報)。健全な心身を維持するために衣食住を学びそれらで自分を守る(国防、食料、エネルギー、情報、軍事)。物事を多面的に考えられるように、他者から押し付け施される考え以外も自発的に学ぶ(情報、独立心)。そして根底には自分を大切に思う気持ちである誇りがある(愛国心、国益)。  諸外国にとっては、自国や自分を大切に思うことは当たり前のことで、そこから世界の諸問題が起き

  • Bkmker

    読みやすいので、第5章20ページだけでも多くの人に読んでもらいたい。◼︎有事に中国を守るために日本を戦場にすると宣言している(第一国防戦)。平時においてもこの線の内側を覇権下にすることを目標にしている。沖縄米軍基地返還への支援も、常任理事国入り反対も、、、すべてこの目標へ向けられた手段(実験)。◼︎脅威があれば意思はなくとも戦争は起こる。当事国が脅威を感じるのは以下3つ。海洋国家か大陸国家か(地政学)。自由(権力分散)か独裁か(権力集中)か(国体)。現状維持か現状打破か。日中関係は全てを抱えてる。

  • shizzy

    図書館本。スイスには各家に核シェルターもあれば、平原に戦車止めの大きな石も置いてある。ちょっと前までは軍隊で良いポジションになれる人でなければ出世も大変と言われていたし、家では子供と親が政策の国民投票について話し合う。だからこその永世中立。日本人にはスイスは「美しく平和なハイジの国」のイメージだけど、各自が国政に参加してきちんと責任を持つことが求められる。日本もそろそろ「政治の話は難しい」という若者が減らないと駄目だと思う。この本はスイスの歴史についても軍隊の面から説明されていて読んでいて興味深かった。

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