Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  読了日：2021/07/13

  反射神経だけで詩を書くこと、散文的崩壊に対して「速度」で対抗しようとしたこと、だけどこれは息が続かないだろう。松本圭二もここで「詩」を中断して、小説の方へ行ってしまうことになる。

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  読了日：2025/08/16

  絵が出てきたページから少し白けてしまったけど（子の話に白けてしまう自分がいる）、面白かった。ユーモアがいいんよなぁ。捨て鉢で汚くて、笑っちゃう。松本圭二の詩を読むと何か書きたくなる。書いてもいいんかなぁと思える。それってええやん。〈「ヒドラの研究？　何かねそれは？」「必要な研究です。誰かがやらねばなりません。お金を下さい」「ようするに遊ぶ金が欲しいんだろう？」「一兆円ぐらい下さい」〉〈鯖、鯖鯖、鯖もう世界じゅう鯖だらけだ！〉〈人生のふりをした時間がボクラを食べるでしょう？　嫌になっても生きて行くんだろ？〉

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