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アストロノート アストロノート 2 松本圭二セレクション 詩 5

松本圭二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784906738298
ISBN 10 : 490673829X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

雑誌「重力01」のために書いていた長編詩「TDU」を瓦礫化。分離する朔太郎賞受賞作。

目次 : アストロノート予告編/ アストロノート

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 「詩にできることは「否定」だけだ」という一行からはじまる長篇詩、愚痴や怒りや憎悪が矢継ぎ早に叩きつけられ止まることはないそのなかで、死んだはずの「ポエジー」が、ギリギリのところで再生しようとする、「誰も冗談で詩を書いたりはしない。」

  • 満員電車の中で読んだ。殺伐とした気分になる。

  • Yusuke Oga

    長い、長い長編詩。もはや破れかぶれで、破れかぶれであることに価値を置いている、自分で自分の詩を「瓦礫化」させた、途方もない試み。時折顔を出す「こんな赤裸々な日常のゲスいこと詩に書くなよ」みたいな行に出くわす瞬間がかなり面白いし、かなり笑える。関係ないけどこの間吉祥寺で観たアリ・アスター監督の『ヘレディタリー/継承』というホラー映画も、倫理的に(人として)これはやっちゃいけないんじゃないですか、みたいな惨劇が起こるのだが(ジャンル映画だから出来た強みでもあるけど)、別に僕がモラリストってわけではなくて、

  •  

    限界。しばらく詩を書かなくなったのも分かる(現代詩手帖に掲載された『ミミズノウタ』は『電波詩集』の反復だし……)。『青猫以後』は「読める」。ただ、『アストロノート』は厳しい……「読めない」。ただ、『青猫以後』『アストロノート』『電波詩集』という本来の形として出せたことは良かったと思う。

  • n

    再読。〈僕は詩を書いていることが恥ずかしい。これは実感です。晴れがましい思いをしたことがない、というだけではない。晴れがましい思いなんて想像できないんです。この恥ずかしさ、賤しさは消えない。額に刻印されている。だから「彼は実は詩人で」なんて人に紹介されてしまうと反射的に俯いてしまうんです。後ろ頭を掻きながら卑屈に笑うしかない。反射的にそうなるんです。もっと堂々としていればいいじゃないかと頭では思うんですが、身体が言う事を聞かない。/うん/ほんで?〉

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