Books

ぼくたちはこうして学者になった 脳・チンパンジー・人間 岩波現代文庫

松本元

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784006033149
ISBN 10 : 4006033141
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

脳を理解するために、ヤリイカの人工飼育を成功させ、脳活動を観測し、脳型コンピュータの実現をめざす脳科学者と、進化の隣人チンパンジーが世界をどう認識しているかを探る霊長類学者の対談。「人間とは何か」を知ろうと、それぞれ新たな学問を切り拓いてきた二人は、どのような生い立ちや出会いを経て、何を学んだのか。

目次 : ぼくたちには同じ哲学がある/ 誰も行かない道を行く/ 誰のものでもない自分の哲学を求めてきた/ 波乱万丈の人生はたくさんの出会いを生んだ/ 人間中心のエゴイズムのなかで/ イカの飼育にかけた一〇年の歳月/ 環境があり、文化があり、認識手法がある/ 脳よりも一〇〇万倍速く学習するコンピュータ/ 個性豊かな学習/ 脳を活性化する教育と学習/ 人間が人間的であるために、そして豊かであるように

【著者紹介】
松本元 : 1940‐2003。脳科学者。東京大学理学部助手、電子技術総合研究所主席研究官、理化学研究所脳科学総合研究センター・グループディレクターを務めた

松沢哲郎 : 1950年生まれ。霊長類学者。京都大学高等研究院特別教授・霊長類研究所兼任教授、中部大学創発学術院特別招聘教授、公益財団法人日本モンキーセンター所長。文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 月をみるもの

    松沢さん&松本さんは、それぞれのフィールドでまさにナンバーワンかつオンリーワンの研究者。ふたりがともに先達として名前をあげる、ヘッブが提案したセル・アセンブリがいまの深層学習の基盤になっている。学習で獲得されたアルゴリズム=内部世界と、シンボルの生成。

  • 武井 康則

    コンピュータ、遺伝子、プログラム、脳、教育など興味ある単語が並んでいる。一流の学者で、対談慣れしていないからかえって期待したのだが、4章まで面白くない。5章以降、お互いの研究を語り始めて俄然面白くなる。脳のように問題解決するコンピュータを作ることで脳を理解しようという話や、チンパンジーの関係から文化の伝播を考えようなど、興味深い。対談は話がかみ合うや突然面白くなる。途中でやめなくてよかった。

  • しんさん

    https://bookmeter.com/books/14501783 原題「脳型コンピューターとチンパンジー学」。脳科学者と霊長人類学者の対談。この手の異分野トップ対談は、謙虚さと好奇心に満ち満ちていてたいがい面白い。素晴らしいな。神経の研究をするための前段階としてイカの研究をしていたら3年間かかって飼育方法の世界的な発見をしてしまう話とか最高。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items