Product Details
ISBN 10 : 478851480X
Content Description
「今」を生きるためのツールを構想する。フーコー、ドゥルーズからスティグレール、ラトゥール、フータモなどの理論を起点に、激変する現代のメディア状況を読み解き、生きるためのツール=リテラシーを提示する。
目次 : 第1部 テクノロジーから「今」を読む(ミシェル・フーコーと「玉ねぎの皮」―デジタル・メディア社会の時空間構制論/ ベルナール・スティグレールの「心権力」の概念―産業的資源としての「意識」をめぐる諸問題について/ 貨幣の非物質化―クレジットカードと認知資本主義/ メディアの媒介性と、その透明性を考える―ヴィレム・フルッサーの「テクノ画像」概念を起点として)/ 第2部 表象から「今」を読む(マッド・サイエンティストとトポス概念―『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とメディア考古学/ 唯物論的時間とエージェンシー―視覚文化批判/ ビデオゲームにみる現実とフィクション―イェスパー・ユール『ハーフ・リアル』を読む/ ジル・ドゥルーズを読む村上春樹―『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をめぐって/ Jホラーにおける女性幽霊の眼差しとメディア―ローラ・マルヴィのフェミニスト映画理論を起点として)/ 第3部 社会から「今」を読む(“スペクタクル”な社会を生きる女性たちの自律化とその矛盾/ お笑いの視聴における「(多様な)読み」は可能なのか―スチュアート・ホールのエンコーディング/デコーディング理論から/ ヒトとモノのハイブリッドなネットワーク―「ゆるキャラ」を事例に/ ショッピングモールとウェブサイトの導線設計を比較する―インターフェース・バリュー概念を手がかりに/ インターネットと対人関係―若年女性のソーシャルメディア利用に関する調査から)
【著者紹介】
松本健太郎 : 二松學舎大学文学部准教授。専門:記号論、メディア論、映像論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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たっきー
読了日:2019/07/29
センケイ (線形)
読了日:2018/11/29
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