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ISBN 10 : 4000282700
Content Description
ロシア革命とソ連が同時代の世界に対して持ったアピール力の源泉は、社会主義だけでなく民族解放のスローガンにもあった。第5巻ではソ連を「多民族帝国」の一つとして位置づけ、その実験的な民族政策や諸民族の運動の展開をたどりつつ、それらが世界や近隣地域に与えた影響を論じる。さらに、遺産として旧ソ連諸国に引き継がれた複雑な民族問題・紛争を歴史的に理解する。
目次 : 総説 ユーラシア多民族帝国としてのロシア・ソ連/ 1 民族解放の夢と現実(ロシア・ムスリムの革命と「反革命」―「想像の帝国」との協力と闘い/ ソ連の民族政策の多面性―「民族自決」から強制移住まで/ ユダヤ人自治と反ユダヤ主義―国内外の政治的文脈の交差)/ 2 民族運動の国際化と革命ロシア(ロシア革命と朝鮮独立運動―現代韓国・北朝鮮の淵源/ カフカスの革命―国際政治に翻弄された民族自決/ 反帝国主義の帝国―イスラーム世界に連なるソヴィエト・ロシア)/ 3 ソ連解体と民族問題(ブレジネフ期連邦構成共和国の政治と民族の問題―クルグズスタンを事例として/ ペレストロイカと民族紛争―ナゴルノ=カラバフ紛争の事例/ バルト三国の独立再考―ソ連解体への道程/ 先住少数民族の権利と資源環境問題―ポスト社会主義ロシアへの一視角)
【著者紹介】
松戸清裕 : 1967年生。北海学園大学法学部教授。ソ連史
浅岡善治 : 1972年生。東北大学大学院文学研究科准教授。ロシア近現代史
池田嘉郎 : 1971年生。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。ロシア近現代史
宇山智彦 : 1967年生。北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授。中央ユーラシア近現代史
中嶋毅 : 1960年生。首都大学東京大学院人文科学研究科教授。ロシア近現代史、在外ロシア史
松井康浩 : 1960年生。九州大学大学院比較社会文化研究院教授。政治社会史、国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ポルターガイスト
読了日:2021/10/26
Motoshiман
読了日:2018/05/08
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