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高校事変 角川文庫

Keisuke Matsuoka

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041083956
ISBN 10 : 4041083958
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2019
Japan

Content Description

優莉結衣は平成最大のテロ事件を起こし死刑となった男の次女。彼女が通う武蔵小杉高校を総理大臣が訪問することになった。だが、突如武装勢力が侵入。総理が人質にとられそうになる。結衣は幼い頃から身につけた化学や銃器の知識を使い、次々と襲ってくる武装勢力に対抗するが…。武装勢力の真の要求は?そして事件の裏に潜む驚愕の真実とは?日本という国家の「闇」を暴き出すバイオレンス文学!

【著者紹介】
松岡圭祐 : 1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作『千里眼』シリーズは累計628万部を超える人気作となった。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化され、さらにブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞、17年には吉川英治文庫賞候補作となる。その他の作品に19年春に全米翻訳出版の『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』がある。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    理屈抜きのアクション物。作中でも度々言及がある、ダイハードやトイソルジャーといったハリウッド大作を意識してのか、爆発や銃撃戦がとにかく派手で、リアリティーよりも、スカッと悪者退治する爽快感重視。この作品ならではの特徴として、ヒロイン結衣の人物像が挙がるだろうが、それ以上に、校内にある備品を駆使して、危機的状況を乗り切る、アイデアの面白さだったり、テロリスト側の動きを読んで動く駆け引きといった、頭脳戦の描写の細かさが効いた。実現性はともかく、説得力を生んでいる。続編も出たばかりのようなので、読んでみよう。

  • starbro

    新型コロナウィルス対策購入シリーズ第十四弾、以前から気になっていた松岡 圭祐、初読です。女子高生が主人公なので、「セーラー服と機関銃」のノリかと思いきや、かなりハードなJKアクション・エンタテインメントでした。優莉 結衣のキャラクターは、大変魅力的です。最近仕事で、頻繁に武蔵小杉に出没しています(笑)続いてU巻へ。トータルの感想は全六巻読了後に。 https://promo.kadokawa.co.jp/matsuokakeisuke/

  • 海猫

    高校が突如武装勢力に乗っ取られ一人反撃を開始する女子高生、という映画やライトノベルでありそうな話。が、作中で登場人物がダイ・ハード系の映画や中二病的妄想を揶揄する台詞を言ったりする。実際、安易に定番のアクションものをなぞった内容にはしていない。また、舞台背景を現実に沿ったものにしてあり、高校に総理大臣がいる状況も作り込んである。その上で暴力描写がキツめで「事変」が起こると高校生らが、容赦なく殺されていくので生々しい。そんな中黙々と戦うヒロインが頼もしい。荒唐無稽感がなくもないが、とにかく一気に読めた。

  • 三代目 びあだいまおう

    圧倒的!まさに松岡圭祐本領発揮です!圧巻の戦闘描写、蘊蓄の数々、大はまりした千里眼シリーズを彷彿とさせます!主人公結衣は、未曾有のテロ事件を起こした半グレ軍団リーダーの娘。国民全ての白眼に晒されながらも高校に通う女子高生。支持率向上を目論み総理大臣がその高校を極秘訪問することに。突如武装集団が校内に侵入、阿鼻叫喚の凄惨な殺戮シーンが序盤で始まる。占領下となった高校では数百人の生き残り人質が。幼き頃から叩き込まれた戦闘スキルを発揮し打開を図る結衣の行動。微塵も止まらぬ躍動に松岡圭祐フリーク大興奮です‼️🙇

  • 青乃108号

    総理大臣訪問中の高校に立て籠る武装勢力に立ち向かう女子高生1人。卓越した戦闘能力と知識でもって圧倒的勢力と勇敢に闘う。物語は読み手の期待を裏切らず見せ場満載で最後まで突っ走る。映画ダイ・ハードを思わせる展開ながら、その映画自体を茶化す余裕まで見せられニヤニヤしてしまう。ダイ・ハードにはなかったドローンの執拗な攻撃に悩ませられながらも、1人また1人と敵を倒す彼女。事件の首謀者と対峙した時彼女の取った選択は。これは面白かった。続編もびっくりする程沢山出ているようで、もう一冊くらいは読んでも良いかなと思う。

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