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ISBN 10 : 4480439234
Content Description
子どもは早くから文字を読むようにしむけられ、親は熱心に文字を覚えさせようとする。はたしてこれで読書のたのしみを知るだろうか?―良質の絵本とはどういうものか、子どもはどんなふうに絵本の世界へ入ってゆくのか。福音館書店で数々の名作絵本を世に送り出し、日本の児童出版文化の礎を築いた著者による絵本の本質と魅力をまとめた第一論集が初の文庫化。
目次 : 第1章 絵本とは何か(想像力と絵本/ おとなが奪い去った楽しみ ほか)/ 第2章 絵本の選択(子どもを通して絵本をみる/ 言葉の体験のはじめに ほか)/ 第3章 絵本と言葉(絵本と言葉/ イメージと言葉/ 昔話の勧善懲悪/ 二つの空想世界/ 聞くことと読むこと/ 本と言葉への省察)/ 第4章 絵本編集のなかから(私の絵本編集を語る/ 日本の絵本出版/ 子どもが手を結べる世界/ エッツとわたし―二つの駈け出しのころ)/ 附論 絵本の研究―月刊絵本と保育(『コドモノクニ』と『キンダーブック』/ 「保育絵本」誕生異聞/ 三十年間つらぬかれたヒューマニズム/ 保育と絵本の関係)
【著者紹介】
松居直作 : 1926‐2022年。京都生まれ。同志社大学卒業とともに福音館書店に入社。絵本の出版・編集に従事し、1956年に「こどものとも」を創刊。石井桃子、瀬田貞二、松岡享子などと交流を深めるとともに、加古里子、赤羽末吉、堀内誠一、長新太、瀬川康男、安野光雅、中川李枝子ら多くの絵本作家を発掘。『おおきなかぶ』『ぐりとぐら』『だるまちゃんとてんぐちゃん』など、今なお愛される絵本が生まれた。自身も絵本の文や再話を手がけ、海外の優れた絵本も紹介。日本の絵本文化の発展に大きく貢献した。1993年出版界で初めてモービル児童文化賞を受賞。1996年日本児童文芸家協会より「児童文化功労者」の表彰を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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羽
読了日:2024/08/18
ひでお
読了日:2025/12/16
チヒロール
読了日:2024/10/13
のんたろう
読了日:2024/10/08
鳩羽
読了日:2025/09/17
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