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ISBN 10 : 4798503487
Content Description
中世後期の日朝交流には多くの日本人通交者が携わっていた。朝鮮王朝の記録を主体にその活動を広域性・重層性・多様性の視点から分析する。交易を求める日本人通交者に対する朝鮮王朝の対応を網羅的に論じた中世日朝関係史研究の到達点。
目次 : 第1部 中世後期壱岐・松浦地方の在地勢力による朝鮮通交(壱岐松浦党の朝鮮通交/ 田平・平戸松浦氏の朝鮮通交/ 五島諸氏の朝鮮通交と通交体制/ 図書制度の運用実態と対馬による偽使名義創出)/ 第2部 朝鮮前期における受職倭人の活動・待遇と通交権(向化倭人・前期受職人の活動と朝鮮の待遇/ 壱岐藤九郎の朝鮮通交/ 後期受職人の性格と通交権/ 一六世紀における受職通交権の集積と知行実態/ 受職の通交権化に必要な要件と権益上の利点)/ 結論 本書の総括と今後の展望
【著者紹介】
松尾弘毅 : 1974年佐賀県生まれ。九州大学大学院人文科学府博士後期課程修了。博士(文学、九州大学)。九州大学文学部助手、福岡工業大学非常勤講師、福岡市経済観光文化局文化財活用課文化学芸職などを経て、現在、佐賀大学地域学歴史文化研究センター教務補佐員・西南学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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