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マルクス経済学 図解雑学

松尾匡

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784816349607
ISBN 10 : 481634960X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2010
Japan

Content Description

一人ひとりの人間が暮らしやすくなる社会とは。現代の主流派経済学の手法を取り入れた現代数理マルクス経済学を数式なしで解説した、マルクス経済思想の心髄に触れる、画期的入門書。

【著者紹介】
松尾匡 : 1964年生まれ。神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、立命館大学経済学部教授。理論経済学を専攻。論文「商人道!」で第3回河上肇賞奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • takeapple

    学生時代マルクス経済学の概説書やマルクスの本はよく読んだ。職場で出てくるのはマクロ経済学やミクロ経済学を基にした経済理論だったり、ソ連崩壊と中国の開放経済政策などから、マルクス経済学は古くなったかと思っていたが、れいわ新選組の山本太郎氏が教えを受けたのが松尾匡先生というので読んでみた。更に最近知った斎藤幸平先生などもマルクスのエコロジー的読み方を提唱されているそうなので、マルクスを読み直そうと思う。本書でなるほど現在のマルクス経済学について触れられたので、更に次に進みたい。

  • 袖崎いたる

    マルクス主義を支配される側を擁護するという、左翼的な自由主義の徹底と見る著者の本。歴史的悲劇ともいえる原理的マルクス主義と嘯いていた人たちの行動から、マルクス主義どころかマルクスその人に対しても苦手意識を持っている人たちへの解毒薬にもなるかも。いわば、非正規社員たちが仕事終わりの更衣室で己の待遇にグチを零す風景に「あなたたちの目的は手段に過ぎないのですよ」と微笑むようなマルクス思想を、著者の眼鏡で現代的に分類整理しながらの解説をする。ただしこの「図解雑学」シリーズの難点として、通読には向いてない観がある。

  • おおにし

    マルクス資本論を学びたくて、入門書をいろいろ読んでいる。この本は今まで読んだ資本論入門書とは異なり、経済学というよりはマルクス思想入門書のようだ。「マルクスの立場は自由主義の徹底である」とか、「人と人の依存関係がうまく機能しないと、「社会的なこと(しきたり・ルール)」が独り歩きして人々を抑圧するようになる」など、とても興味深い話がでてくる。これらは資本論に書いてあるのか、それとも数理マルクス経済学者松尾先生の持論なのかよく分からないけど、ともかくこの話の続きをもっと知りたいと思う。

  • 佐藤一臣

    第3章から理解困難。「資本論」の経済学なので数字が出てくる。2章のアソシエーションが理念の独り歩きを阻止していくというのは、今の方向性としては合っているような気はする。ただ、個人が自由で対等になるには、個人個人がそれなりの知識や経験を持つことが前提ではないか?そうでないと権力機構による階級化から逃れられないのではないか?4章の自己目的化する生産手段の拡大が搾取を生んでいるというのはその通りだと思う。労働は誰のためか?お客さんや企業のためではなく、ともに働いている労働者のためであるべきではないかと思った

  • わかりやすいしおもしろい!けど、筆者なりにマルクス経済学を現代風にアップデートしているので、「そもそものマルクス経済学」や「日本や世界でかつて流行ったマルクス経済学」がわからない…

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