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鎌倉新仏教の誕生 勧進・穢れ・破戒の中世

松尾剛次

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061492738
ISBN 10 : 406149273X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/1995
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • rbyawa

    f129、昔欧州のドイツ騎士団の本を読んでいた時に「認められていない層の葬列」を行うことの罪みたいなものを読んだことがあるのですが、どうもこの本の問題点もあるいはそこなんじゃないのかなぁ。庶民の葬列を行うことで穢れるって発想、一応一定期限となっていますがそれこそ町中だとしょっちゅうあっただろうしなぁ。それと「全ての罪の源泉」とされる女性の救済について、て、日本仏教に女人往生の理論ちゃんと構築されてたのか! 本気で一体どこから混ざったんだろうこの発想、特定の場所からの排除だと密教もありそうだけど、うーん…。

  • ユウヤ

    官僧(白衣)と遁世僧(黒衣)の違いを明らかにしたうえで、自由な立場の遁世僧教団が勧進や穢れをはばからずに新しい救済活動を行ったこと、親鸞と叡尊の対照から親鸞教団の「個人」救済を明らかにする一方で、一見正反対に見える叡尊ら律僧も同じものを目指していたこと、それゆえに「個」の自覚を持った人々を生み出す「都市的な場」、すなわち平安京や鎌倉での布教が成功して教団が成立したことなど、軸がしっかりしているので非常に分かりやすく刺激を受けた一冊。ここから次のテーマに繋げられそう。

  • マウンテンゴリラ

    鎌倉仏教とそれ以前の旧仏教の違いを、穢れ、官僧、遁世僧といったキーワードでわかりやすく解説した書である。また、結びにおいて、古代を共同体宗教の時代、中世を第一個人宗教の時代、近代以降を第二個人宗教の時代とするなど興味深い見方であると感じた。共同体が個人へと分解していく日本の社会史と仏教との関係をうまく言い表しているように感じた。ますます共通の価値観が失われ、個人が孤立化していく中で、あらためて本物の仏教思想による価値観の共有化が求められているようにも感じた。

  • おらひらお

    1995年初版。以前買っていて書庫に眠っていた本なんですが、最近、新聞小説で親鸞が連載されているので、参考になればと思って読んでみました。僕はこの分野、全く知識がないのでなんとも言えませんが、結構分かりやすく書いてありましたね。

  • 天使

    戒律関係。 軽い。

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