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最上氏三代 民のくたびれに罷り成り候 ミネルヴァ日本評伝選

松尾剛次

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623092741
ISBN 10 : 4623092747
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1章 義光誕生から家督継承まで/ 第2章 羽州探題の再興を目指して/ 第3章 豊臣大名として/ 第4章 奥羽の関ヶ原合戦/ 第5章 徳川政権下の義光/ 第6章 義光の後継者たち

【著者紹介】
松尾剛次 : 1954年、長崎県生まれ。1981年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程を経て山形大学に着任。1994年、文学博士(東京大学)。現在、山形大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • MUNEKAZ

    最上氏三代ですが、家親・義俊はおまけで中身はほぼ義光の一代記。ただ3人並べて書いてあると、全盛期で後継にバトンを渡した義光から、なんでこうも早く転落してしまうのかと嘆息も。「関ヶ原での奮戦」「幕府との太いパイプ」と、どう考えても大藩外様大名の中でも安泰間違いなしなのにどうしてと。「嫡男・義康に継がせていたら」「家親が長命ならば」「大身の家臣をしばきあげていたら」。たらればは尽きないが、上杉や伊達が生き残ったことを考えれば不条理劇のような趣き。庄内地方の灌漑など、三代の治世が残した遺産が今もあるのが救いか。

  • フランソワーズ

    確かに、最上義光といえば『独眼龍政宗』でのイメージが強い、伊達政宗の引き立て役。でもこうして実像を追ってゆけば、戦乱の世を強かに生き抜き、57万石もの大々名に雄飛させた、清濁合わせ持っていることは英雄。戦国・織豊期・徳川期の各時勢を巧みに乗り越えた義光であったが、3倍以上身代を大きくしたことがかえって、義光以降の当主が家中統制を含めて、難しくしたように思えてならない。

  • Go Extreme

    民の疲弊による改易 羽州探題の再興 金箔瓦に輝く山形城 駒姫の無残な最期 奥羽の関ヶ原合戦 長谷堂城の壮絶な攻防 13万石から57万石への大躍進 天童八楯の完全制圧 秀次事件の悲劇的連座 父子間の激しい確執 庄内制圧の夢と挫折 十五里ヶ原の痛恨の敗戦 直江兼続との宿命的対決 伊達政宗との微妙な関係 義姫の巧みな外交手腕 東禅寺氏永の電撃的裏切り 家康への生涯にわたる恩義 連歌を嗜む文武両道の武将 三代限りで終わった栄華 元和期最大の改易事件 家中騒動による無残な破滅 歪められた義光像の史実に基づく再評価

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