杜甫と玄宗皇帝の時代 アジア遊学

松原朗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784585226864
ISBN 10 : 4585226869
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
松原朗 ,  
追加情報
:
270p;21

内容詳細

玄宗皇帝の即位とともにこの世に生を受けた杜甫は、大唐の盛時、そして破滅の目撃者であった―。「安禄山の乱」以後に数多くの作品をのこし、晩成の詩人とされる杜甫。その基盤が築かれた「開元の治」とは、どのような時代であったのか?文学の視点のみならず歴史・政治・思想・美術などのさまざまな時代的背景から杜甫の半生をひもとくことで、その人物像を浮かび上がらせるとともに、作品にのこされた太平の記憶を辿り、玄宗皇帝の時代を描き出す。

目次 : 総論 杜甫とその時代―安史の乱を中心として/ 1 杜甫が生まれた洛陽の都/ 2 玄宗の時代を飾る大輪の名花=楊貴妃/ 3 唐の対外政策(唐の国際性)/ 4 杜甫の出仕と官歴/ 5 杜甫の文学―伝統と革新/ 6 杜甫の交遊

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 非実在の構想 さん

    半分くらいが杜甫と関係ない唐代の話。洛陽と長安の性格の違いなど面白い。しかし文学研究の、作者の身辺雑記の部分はまだしも、感想文的なところが合わなくて、やっぱ駄目だと再確認。

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