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カラスの教科書 講談社文庫

松原始

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062933575
ISBN 10 : 4062933578
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
松原始 ,  

Content Description

ゴミを漁り、不吉を連想させ、カーカーとうるさがられるカラス。だがその生態をつぶさに観察すると驚くことばかり。走る車にくるみの殻を割らせ、マヨネーズが好き。「東京にカラスが多い理由は」「カラスは人間を識別できるのか」「カラスは食えるのか」などなど。日々、カラスを追う気鋭の動物行動学者がユーモアを交え、謎めいた愛すべき存在に迫る。カラスと仲良くするための初級カラス語会話もついている。

【著者紹介】
松原始 : 1969年奈良県生まれ。京都大学理学部卒業。同大学院理学研究科博士課程修了。京都大学理学博士。専門は動物行動学。東京大学総合研究博物館勤務。研究テーマはカラスの生態、行動と進化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    著者の松原始氏はカラス研究の第一人者にして、この分野での世界的権威(?)かと思われる。日本に住む私たちにとっては全く珍しくないカラスだが、その生態となるとなんとなく知っているようでいて知らなかったことがよくわかる。本書は採餌行動をはじめとしたカラスの生態、カラスの博物学からQ&Aにいたるまで、およそカラスのことなら何でも網羅するように語られている。カラスが好きかと聞かれると返答に困るが、この本を読んだ後なら、少なくてもカラスに大いに関心を持ったとは言えそうだ。

  • mitei

    カラスについて書いた本だけど、カラスの写真はなく、カラスの絵で表現されていて、リアリティには欠けるがとても可愛らしく感じた。カラスの賢さ、愛らしさだけでなく著者のカラス愛がこれでもかと言うくらい伝わってて良かった。街でカラスを見かけたら、(ゴミを漁る場面は怖いけど)微笑ましく見たいな。

  • mae.dat

    何故黒いのでしょう→分かりません。我々の生活圏に棲む最も身近な鳥類のひとつですね。上手く適応しています。都心はハシブト、郊外はハシボソ位の知識はありましたが、カラスの辿った進化から生物としての性質と言うか環境への適応がその違いを生み出していることが良く分かりました。身体的な特徴的なども。困った問題を作る事もあります。特にはゴミ漁りでしょう。カラスは臭いには鈍感で、ハシブトさんはチマチマと探さないそうですので、先ずは見せない事。そして触れない様にすることが肝要なのかと。カラス避けグッズの効果は限定的な模様。

  • 小梅

    ハシブトとハシボソの行動の違いが面白い。 松原始さんがカラスの観測をしていたのが京都の鴨川デルタ地帯だって!鴨川ホルモーと遭遇してたりして?なんて妄想しながら楽しく読みました。 単行本で買っていたけど厚すぎて持ち歩けないから積んだままになっていたのですが、文庫本が出たのでまた買ったという(笑)

  • へくとぱすかる

    ばつぐんにおもしろい。それでいて、これはカラスという鳥のほとんどを網羅した「教科書」である。京都の下鴨神社、糺ノ森をねぐらとするカラスのカップルも登場。土地鑑があるだけに、イメージとともに非常に理解が進んだ。都会に住むことを奇異とする人もいそうだが、人間の作った環境が、鳥の生態に合うから住みつくのだ、ということ。なぜゴミをあさるのか、意外な理由もそこにあった!

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