キュビスム芸術史 20世紀西洋美術と新しい“現実”

松井裕美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784815809379
ISBN 10 : 4815809372
フォーマット
発行年月
2019年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
666p;22

内容詳細

絵画、彫刻、文学、建築などの作品においても、理論や批評の言説においても、多面的かつ国際的な拡がりをもつキュビスム。「幾何学」的表現の誕生・深化から、二度の世界大戦を経て、歴史的評価の確立へと至る曲折に満ちた展開を、美術と“現実”との関係を軸に描ききる。

目次 : 第1部 幾何学による解剖・解体と「概念の現実」の誕生(キュビスムをめぐる言説―レアリスムとの関係からの考察/ 現実の解剖、解体―分析的キュビスムへの展開)/ 第2部 キュビスムの文法と詩学(芸術と詩的アナロジー―総合的キュビスムの文法/ 機械の詩学―身体のメカニズムの探求からメカニックな身体へ)/ 第3部 キュビスムと第一次世界大戦(前衛と前線―大戦の「現実」と視覚芸術/ 古典主義とナショナリズム―第一次世界大戦前後の芸術理論と実践)/ 第4部 新たなる「秩序」へ向けて(秩序への回帰―大戦間期の美術史モデルとかたちの「生命」/ キュビスムの形態学―近代のユートピアと前衛芸術)/ 第5部 第二次世界大戦前後の政治社会とキュビスム(大戦の影と文化的地勢図―展示・論争におけるキュビスムの位置づけ/ キュビスムの生と死―戦後の社会とフランス文化の復興)

【著者紹介】
松井裕美 : 1985年京都市に生まれる。2008年東京大学文学部卒業(美術史学)。2010年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了(美術史学)。2010‐15年東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍(比較文学比較文化)。2011年パリ西大学ナンテール・ラ・デファンス校修士課程(Master 2)修了(美術史学)。2015年パリ西大学ナンテール・ラ・デファンス校博士課程修了(美術史学)。2016年第5回名古屋大学石田賞受賞。日本学術振興会特別研究員、名古屋大学大学院文学研究科特任講師、名古屋大学高等研究院特任助教などを経て現在、神戸大学大学院国際文化学研究科専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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