浮世絵の見方 芸術性・資料性を正しく理解する

松井英男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784416811771
ISBN 10 : 4416811772
フォーマット
出版社
発行年月
2012年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
139p 26cm(B5)

内容詳細

目次 : 第1章 浮世絵とは何か(浮世絵とはどういう絵か/ 表現形式版画としての特性)/ 第2章 浮世絵の発祥と変遷(浮世絵の発祥/ 浮世絵の変遷)/ 第3章 浮世絵の見方1 ソフト情報―絵の見方と基礎知識(画面情報の見方/ 絵の見方(4W、1H)/ 浮世絵理解のための基礎知識)/ 第4章 浮世絵の見方2 ハード情報―素材と技術の理解(錦絵制作工程/ 錦絵制作の素材/ 錦絵制作の技術)/ 第5章 浮世絵の鑑賞と楽しみ方(江戸文化の画像情報の楽しみ方/ 知的鑑賞の楽しみ/ 浮世絵の美を楽しむために)

【著者紹介】
松井英男著 : 東京都出身。昭和5年生まれ。昭和30年東京大学医学部卒業。内科を経て、同39年基礎医学生化学大学院修了。医学博士。同年米国留学、イリノイ大学医学部講師、ベイラー大学医学部客員研究員。同42年東京医科歯科大学医学部生化学講師。同46年杏林大学医学部生化学講座主任教授。平成8年定年退職、浮世絵研究に転換。同10年礫川浮世絵美術館設立、同館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • どぶねずみ さん

    浮世絵の歴史は200年くらいかな。特に好きな絵師は歌川国芳、歌川広重だけど、本書には200年分の浮世絵がぎっしり詰まっていて、私の観たことのない絵もあれば、初めて目にする絵師の名前もあった。浮世絵の歴史にも詳しく触れることができる。現代に続くことができなかった浮世絵を残念と思う一方で、付加価値をつけようとして描いたのではないというところに納得する。段々とダイナミックに、そして幕府の規制を上手く逃げて描かれた絵を観ると笑いも生じる面白さがある。いつか広重の書いた繊細で美しい絵をじっくり堪能したい。

  • 菊地 さん

    西洋絵画鑑賞を趣味にしてきたけど、特定年代の西洋絵画は海外から有名作品がレンタルされる特別展以外では観れる機会が少ないので、鑑賞する美術品の幅を広げる一環として改めて浮世絵の理解を本書を手に取ってみた。 「浮世絵とはどういうものだったのか」「国内における立ち位置と海外での立ち位置と影響」についてキッチリと説明されており、「浮世絵」についてのアウトラインは掴める。 各浮世絵師の細かい違いや経歴等の情報は甘いけど、「美術鑑賞における浮世絵に対する視点」を手に入れる目的は満たすことが出来たので満足な内容でした。

  • サンセット さん

    浮世絵の「見方」というよりは「歴史」や「考察」について書かれていたように思ったが、割と興味深い本だった。黒い墨だけの初期の線画の浮世絵から、あるいは春画に至るまで、様々な浮世絵の解説があるのは面白い。

  • ぼのまり さん

    浮世絵=芸術という見方をしてしまいがちだけれど、版元と絵師、彫氏、摺氏の連携で感性される商業であるという側面に改めて気づかせてもらえる1冊。眺めているだけで楽しい。

  • 果てなき冒険たまこ さん

    惜しくも2014年に閉館してしまった礫川浮世絵美術館の所蔵品を中心にそのコレクションを収集した館長が書いた「一般の浮世絵研究の成果も踏まえた上で、自然科学的な立場からの浮世絵の見方を基本に据えた、今までにないユニークな浮世絵入門書」ということだけど、入門書にしてはとてもヘビー。浮世絵師、作品の紹介から鑑賞の要点、摺物の技術まで好きな人はこんなにものめり込むもんなんだなぁ、というのがよく分かる。 まぁまずは本物を数多く鑑賞することで少しづつ理解していこう、そうしよう。

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