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ISBN 10 : 4874156991
Content Description
諭吉の里・中津に“居残って”しまった者の屈折は、環境を守ろうとする運動の中で解放され、「ビンボー暇あり」の境地へ至る。上野英信・晴子、伊藤ルイらとの出会いと深交。80年代から20年間のエッセイを集録。
【著者紹介】
松下竜一 : 1937年2月15日、中津市に生まれる。10月、肺炎の高熱のため右目失明、多発性肺嚢胞症を発症。1956年3月、中津北高卒業。1968年12月、『豆腐屋の四季』自費出版。1970年作家宣言。1982年6月、『ルイズ―父に貰いし名は』で講談社ノンフィクション賞受賞。2004年6月17日、中津市の村上記念病院で、多発性肺嚢胞症による出血性ショックにより死去。67歳。この間、多くの裁判運動に関わる
新木安利 : 1949年、福岡県椎田町(現・築上町)生まれ。北九州大学文学部英文科卒業。現在、築上町図書館勤務。75年から『草の根通信』の発送手伝い
梶原得三郎 : 1937年、大分県本耶馬渓町(現・中津市)生まれ。大分県立中津南高等学校卒業。住友金属小倉工場勤務。73年、環境権訴訟をすすめる会結成。豊前環境権訴訟原告。74年、豊前火力建設阻止行動で豊前海戦裁判被告。75年からさかな屋となり、92年、東九州女子短期大学学生寮の管理人となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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