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ディープ・アクティブラーニング 大学授業を深化させるために

松下佳代

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326251018
ISBN 10 : 4326251018
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ディープ・アクティブラーニングを生起するためのカリキュラム、授業、評価、学習環境のヒントを、理論と実践に即して示す。

目次 : 第1部 ディープ・アクティブラーニングの理論的基盤(アクティブラーニングの現在―アクティブラーニング論から見たディープ・アクティブラーニング/ 学生の関与の重要性―関与の条件‐大学授業への学生の関与を理解し促すということ/ 学習対象へのフォーカス―学習の教授学理論に向けて/ 協同学習と学生の成長―協同による活動性の高い授業づくり‐深い変化成長を実感できる授業をめざして)/ 第2部 さまざまなフィールドでの試み(初修物理学―理解か、暗記か?‐私たちは正しいことを教えているのか/ 哲学―コンセプトマップを使った深い学習‐哲学系入門科目での試み/ 教員養成―意味のある学習を意識した授業デザイン‐教師としての素養を学び磨くというストーリー/ 歯学―教室と現場をつなぐPBL‐学習としての評価を中心に/ リーダーシップ教育―新しいリーダーシップ教育とディープ・アクティブラーニング)

【著者紹介】
松下佳代 : 京都大学高等教育研究開発推進センター教授。京都大学博士(教育学)。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。京都大学教育学部助手、群馬大学教育学部助教授、京都大学高等教育教授システム開発センター助教授を経て、2004年より現職。専門は、教育方法学、大学教育学。とくに能力、学習、評価をテーマに研究と実践を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • しょうゆ

    教育の形が洗練され、形を変えてゆく。何か今のままでは難しいけど、新しい方法と言われるアクティブ・ラーニングも本当に学習方法として定着しているのか。そんな疑問を自分も感じていたのだが、同じ出発点を共有して議論が展開するのでワクワクとした。特に後半は様々な領域での取り組みが紹介されて面白かった。最終的には、自分が教える分野と教えられる学生の特徴を鑑みて、何ができるのかを編み出していかないといけないのかなという結論に至ったのだが、少し自分の考えていた疑問を他の多くの人たちも持っていると知り心強くも感じた。

  • ぴーたん

    専門書にしてはかなり読みやすいです。私が大学生の頃は、大教室で学生が聴いていようがいまいがひたすら講義するスタイルしか無かったような気がする。でも時代は変わり、この本の著者たちもそれでは立ち行かなくなり教えることがとても大変になったとのこと。一斉授業がダメなら学生にグループワークをさせて体験中心にすれば良いかというとそんなことはないらしい。とにかく授業することが年々難しくなり、高度な学びとスキルがなければその資格はないかもと感じるようになり、多くの人が同じような危機感を持っていることが分かりました。

  • 良家栄

    自らの学習法に疑問符が付いたので、根底から見つめ直すために読んでみた。 教職課程に身を置いているのなら得るものは大きいと思う。 所々、掻い摘んで社会人でも応用出来そうなところはあった。

  • KOU

    アクティブ・ラーニングが教育界で叫ばれ始めて何年がたっただろう。その間に、簡易的にグループで活動さえしていればアクティブ・ラーニングだという考えが出てきていたように思う。そんな中、真にアクティブであるためには、ディープでなくてはいけない、という著者の考えに共感。小学生から大人までいかにしてディープにアクティブ・ラーニングを行うか、教員には必読の本ではないだろうか。

  • Takashi Inoue

    以下自分用メモ。でもたくさんあって書けない。 アクティブラーニング型授業が普及するほど、学習や学生生活に対する学生の受け身の姿勢が強まる皮肉な結果になっている。 「深い」=中心となる考えを理解する、関連付ける、論じる、説明する、身近な問題に適用する、原理と関連づける、仮説を立てる、離れた問題に適用する 「『私は学生に教えたのに、学生が学ばなかっただけだ』と言うのは、『私は客に車を売ったのに、客は車を買わなかった』と言うのと同じだ」 協働教育は、自立的学習者の育成にこそ、その目指すべき目標がある

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