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超・殺人事件推理作家の苦悩

Keigo Higashino

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101395227
ISBN 10 : 4101395225
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2004
Japan

Product Description

新刊小説の書評に悩む書評家のもとに届けられた、奇妙な機械「ショヒョックス」。どんな小説に対してもたちどころに書評を作成するこの機械が、推理小説界を一変させる—。発表時、現実の出版界を震撼させた「超読書機械殺人事件」をはじめ、推理小説誕生の舞台裏をブラックに描いた危ない小説8連発。意表を衝くトリック、冴え渡るギャグ、そして怖すぎる結末。激辛クール作品集。

Content Description

新刊小説の書評に悩む書評家のもとに届けられた、奇妙な機械「ショヒョックス」。どんな小説に対してもたちどころに書評を作成するこの機械が、推理小説界を一変させる―。発表時、現実の出版界を震撼させた「超読書機械殺人事件」をはじめ、推理小説誕生の舞台裏をブラックに描いた危ない小説8連発。意表を衝くトリック、冴え渡るギャグ、そして怖すぎる結末。激辛クール作品集。

【著者紹介】
東野圭吾 : 1958(昭和33)年、大阪生れ。大阪府立大学電気工学科卒。エンジニアとして勤務しながら1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞受賞。’99(平成11)年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞受賞。理科系の頭脳に裏打ちされた緻密な構成力を駆使し、ミステリーの枠組みを乗り越える作品を発表しつづける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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出版業界やミステリー作家を強烈に皮肉った...

投稿日:2021/07/11 (日)

出版業界やミステリー作家を強烈に皮肉った内容が痛快な短編集。正直言って下らないが、実は本質を突いてそうで怖い。また各話とも最後はキレイに落としてくれるのも流石の一言。通勤時にさらっと読むぐらいが丁度良く、あんまりなタイトルも納得の1冊。

ナムリ さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tetchy

    「作家はつらいよ」と云わんばかりの皮肉に満ちている。「推理作家の苦悩」の副題のまま文筆業に携わる方々の苦労が偲ばれる。内容はかなりユーモアに満ちているがその8割は作家が日常に孕んでいる苦労や苦悩であるに違いない。一般読者は面白く読めたが、恐らく作家たちの多くは身につまされるエピソードや共感し、快哉を挙げた話が多かったのではないか。これは東野氏からの作家を目指す予備軍たちへの警鐘の書なのでは?個人的ベストは「超長編小説殺人事件」。あと「超税金対策〜」を書くことで実際に作者が経費処理していたらスゴイな…。

  • 夢追人009

    東野氏の休眠していた冗談の虫が激しく騒ぎ出したミステリ作家と編集者が織り成す爆笑喜劇ブラック小説集。本書を読んで思い出したのは〇笑シリーズの出版業界編で、前回は集英社を灸英社に変えられていたのが今回は新潮社を金潮社に変えておられますね。題名の殺人事件は殆どが起こらないか又は小説の中だけの話で、「推理作家の苦悩」の副題が付いていますが読者はひたすら苦笑するしかないでしょうね。でも徹底的にナンセンスに徹しているのでなく上手にオチをつけた巧緻な作品もありますし昨今の出版業界に対する風刺には考えさせられましたね。

  • やっさん

    ★★★☆ なんじゃこりゃ!あまりにもバカすぎて、終始ニヤつきながら読んでしまった(^_^;) 天下一大五郎シリーズと同じく、ある意味、東野圭吾の「ミステリ愛」が溢れてる作品だと思う。ある意味ね。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止

    短編集。笑シリーズに入れてもいいのではないかと思えるユーモア作品集。超高齢化社会殺人事件なんかがイイ。

  • どんちん

    笑シリーズ4作の後に読んだせいもあり、笑いの質の違いに少々とまどってしまった感はあるが、本質的に舞台裏のブラックユーモアということで、笑えることには間違いはありませんでした。個人的な好みとしては、「超長編」「超理系」がよかったです。あと、らしさを感じて、相変わらず、またまたやられてしまった「超犯人当て」ですね。お気軽にサラリと読めるので、息抜きがてらに!特に「超理系」はサラリと流さないと、捕まりマスから(笑)

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