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探偵倶楽部 角川文庫

Keigo Higashino

User Review :3.5
(2)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784043718023
ISBN 10 : 4043718020
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2005
Japan

Product Description

麗しき二人の探偵が不可解な謎を解き明かす!<探偵倶楽部>――それは政財界のVIPのみを会員とする調査機関。会社社長が風呂場で感電死した。電気コードを用いた家政婦の犯行と処理されるが、疑問を感じた社長夫人は探偵倶楽部に調査を命じ…。傑作ミステリ!

Content Description

「お母さん、殺されたのよ」―学校から帰ってきた美幸は、家で母が殺害されたことを知らされる。警察は第一発見者である父を疑うが、彼には確かなアリバイがあった。しかしその言動に不審を抱いた美幸は、VIP専用の調査機関“探偵倶楽部”に調査を依頼する。探偵の捜査の結果、明らかになった意外な真相とは?冷静かつ迅速。会員制調査機関“探偵倶楽部”が難事件を鮮やかに解決。

【著者紹介】
東野圭吾 : 1958年大阪生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。エンジニアとして勤務しながら、85年『放課後』で第三一回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で第五二回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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東野圭吾さんの作品では珍しく?探偵物とい...

投稿日:2021/07/19 (月)

東野圭吾さんの作品では珍しく?探偵物というので興味をもちました。加賀シリーズやガリレオシリーズとは違い、主人公の探偵はあまり目立ちませんが男と女は色々あるなぁと感じる小説でした。短編集ですが面白かったです。

Yuki さん | 神奈川県 | 不明

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お金持ち専用会員制の秘密厳守、探偵倶楽部。...

投稿日:2012/02/08 (水)

お金持ち専用会員制の秘密厳守、探偵倶楽部。短編五編が収録されていて、サッと読めました。姿の見えない犯人達が殺人計画を相談する場面から始まる「罠の中」は、誰がその犯人なのか考えながら読む楽しみがありました。 探偵倶楽部の探偵の男女はどちらもミステリアスな印象のみで、事件の渦中にいる人々にスボットが当てられた作品になっています。 個人的には、キャラの個性が見える設定の方が好きなので、そのせいかあまり印象に残らない作品でした。

peko-rock さん | 大阪府 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    5つの作品からなる短編集。いずれも、それを職業とする探偵とその助手の女性が、事件を推理してみせるといった趣向。それぞれの作品成立のあり方を類推するに、最初にトリックを考案し、しかる後にプロットを構成しているように思われる。すなわち、トリックと状況の意外性に作品の生命があるようだ。短篇なので、仕方がないところもあるのだが、個々の作品世界が閉じていて、社会的な広がりを持つことがないのは、東野作品としては残念に思うところ。極論すれば、小手先で拵えたとの感が残りかねないのである。探偵がひたすらに理性的である点は⇒

  • Kircheis

    ★★☆☆☆ VIPしか入れない会員専用の調査機関探偵倶楽部の活躍を書いた短編集。 ちなみに本編の主人公であるはずの探偵倶楽部の二人は名前すらも明かされない。 のめり込む程の刺激はないけど、ちょっとした暇潰しにはいいんじゃないでしょうか? 個人的には『罠の中』がブラックで好きだ。

  • しんごろ

    冷静、迅速、捜査も完璧、会員制〈探偵倶楽部〉が、いろいろと難事件に挑む話!捜査は完璧だけど、会員のレベルを下げたために会員に足元すくわれピエロ役になるお茶目な一面も…。どの事件も一筋縄にいかない、ひとひねりがある事件ばかりで、さすが東野圭吾さんと思いますね。あっさり楽しく読めました。それにしても男と女…いろいろあるわなあ。

  • 再び読書

    シュールな二人の探偵、同一人物なのか、別人なのかミステリアス。まさに仮面のイメージを受ける。彼らが紐解く事件も、意外な結末が用意される。「探偵の使い方」が印象に残った

  • 夢追人009

    東野圭吾さんの通算14冊目となる金持ち専門の調査機関「探偵倶楽部」の名無しの探偵と助手の年の離れた男女コンビの活躍を描いた5編の切れ味抜群の連作短編集です。実は読み始めてから気づいた事なのですが、何と偶然にもこれを書いている今まさに17時からBSフジで本書の二時間ドラマが放映されているのです!まさに大人のミステリと呼んでいい家族の不和や夫婦の不倫や異母姉妹等々の人間関係をテーマに意外などんでん返しが味わえる巧緻な秀作揃いで私は特に4・5作目が好きですね。唯一不満なのは探偵と助手が冷たい推理機械な点ですね。

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