エコノミストを格付けする 文春新書

東谷暁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166607143
ISBN 10 : 4166607146
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
追加情報
:
18cm,253p

内容詳細

竹中平蔵、中谷巌、リチャード・クーからグリーンスパン、クルーグマンまで、日米40人の人気エコノミスト、経済学者の言論を徹底採点。エコノミストたちが陥った大恐慌、「百年に一度の経済危機」の真相に迫る。

【著者紹介】
東谷暁 : 1953年山形生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、編集者に。ビジネス誌や論壇誌「発言者」の編集長を歴任し、97年よりフリーのジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さきん さん

    もっとたくさんのエコノミストを評価してくれたら面白かった。点数のばらつきが少ないのは大きな反発を恐れてのことか?転向に対する批判は特に手厳しい。2016になって著者もまた、現在のエコノミストに対してどういう評価を下すのか見てみたい。

  • 壱萬参仟縁 さん

    中谷巌教授に対して、懺悔するも批判が加えられる(50頁〜)。評者は中谷先生が私塾を開いて勉強会を開いていることは評価しているのだが。日本の不平等度を表すジニ係数について、橘木俊詔教授は0.43だが、これだと暴動ライン0.4を上回っているので、暴動だらけになるが、実際は、これを修正した大竹文雄教授が0.36と実態に近い値を示した54-55頁)。0.7の違いでこうも違うのかと、データ解析の難しさを知らされる。第6章のインフレターゲット論の着地点は今日的論点。クルーグマン、伊藤元重、竹中平蔵が望んでいたことだ。

  • やす さん

    さまざまのエコノミストの予測性、首尾一貫性をもとに批判を加える。科学としては首尾一貫していて予測性もあり、説明に納得性もあって仮定が最少の理論がよいのだけれど、経済学においては百家争鳴ならぬ迷走状態だということを検証した本。著者は経済誌の編集を経て独立したのだが、その過程でエコノミストに失望したのだろうと思わせる。一貫性においては経済の取り巻く状況は常に変動し新しい条件が出てくるので一貫性の要求は極めて難しい。頑迷という評価を恐れないならば可能かもしれないが。予測性が高くともブラックスワンは必ず居るのだ。

  • こうじ さん

    エコノミストの言うことは信用できるのか?(いや、信用できない)という前提に立って、過去の発言の妥当性や一貫性や論理的・具体的な根拠立てて話しているかなど、様々な発言を引用して説明している本。一読の価値があると思う。格付けは4つの観点から行っているけど、著者は特に一貫性の有無こだわりがある印象。だから、クルーグマンとか竹中平蔵みたいに自説があるのかないのか怪しい人に対しては、評価が厳しい感じ。でも、ボクもその点は同意だから、概ね違和感がなかったかな。おすすめ。

  • Riopapa さん

    経済状況が変われば、取るべき政策も変わる。多分、それが正しいやり方。文献レヴューは経済にはあまり役立たない気がする。

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東谷暁

ジャーナリスト。1953年山形県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。『ザ・ビッグマン』編集長、『発言者』編集長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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  • 作成者:望月ハルヒさん