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ジャポニスムと近代の日本

東田雅博

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784634590885
ISBN 10 : 4634590883
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

今日、クールジャパンとして、世界の注目を集めている日本の文化。幕末・明治期の頃にも、ジャポニスムと呼ばれる同様の現象が見られた。日本が文化的に輝いていた、150年ほど前の日本と世界の交流について考える。

目次 : 1部 ジャポニスム(ジャポニスムとは何か/ ジャポニスムはなぜ起こったのか/ ジャポニスムは何をもたらしたのか/ 新しい研究)/ 2部 ジャポニスムで近代日本の歴史を読む―「歴史総合」試案(ジャポニスムは近代史のなかにどう位置づけられてきたのか/ ジャポニスムを近代史のなかにどう位置づけるのか)

【著者紹介】
東田雅博 : 1948年、大阪市生まれ。1981年、広島大学大学院文学研究科博士課程修了、西洋史学専攻。博士(文学)。富山大学人文学部教授、金沢大学文学部教授などを経て、金沢大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こぽぞう☆

    ジャポニスムで日本が世界に知られたが、私が幼い頃はその時代から欧米の人々のアタマがあまり更新されてなかったな。高度成長期中期頃かな。クールジャパンでだいぶ更新された感じ。この本は美術史以外の観点から(美術にも言及されてるが)ジャポニスムが語られ、日本史、世界史の中にどう位置付けるかに論点がある。面白かったが詰めが甘いかな。カラー図版がないのは残念。

  • ころこ

    ジャポニズムを美術史だけで捉えるのではなく、近現代史の中に位置付けようとする試みです。オリエンタリズムとしての日本文化ブームのことをジャポネズリーとして分類し、幕末明治期に欧米で起こった深い理解のジャポニズムを冷静に分析しています。土台にはシノワズリーがあり、今日欧米における影響に繋がるジャポニズムはシノワズリーの恩恵を受けているといいます。それでも欧米の見方は小さく美しい日本というイメージだったようで、日清日露戦争により中華的秩序が解体され、日本の帝国主義が勃興すると共にジャポニズムは後退していきます。

  • ごいんきょ

    ジャポニズム論。 美術にはまっている今日このころ。「ジャポニズム」と言うキーワードに引っかかって読んでしまいました。 美術では無く文化に関する内容かな。 想像してた内容とは違ってたけど、勉強になりました。

  • poxxqwr

    歴史に絡めた内容が多い。どうでもいい話だけど『失われた時を求めて』の「日本サラダ」は日本にないものだっていうのは授業で聞いたことがある。

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