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自閉症の僕が生きていく風景 角川文庫

東田直樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041056677
ISBN 10 : 4041056675
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「僕は、きっと死ぬまで自閉症なのでしょう。それは、自分にとって一体どんな意味があるのか知りたいのです」人との違いを知り自分を嫌になった幼稚園時代。思いが伝えられないつらさの中で「心が石ころだらけ」にならなかったのはなぜだろう。どんな未来が待っているのだろう。自閉症者として生きる日々の様々な場面での感情や体験を、18〜20歳の視点で綴った感動エッセイ。

目次 : 1 風になり、花や木の声を聞く―僕のこと(言いたかった最初の言葉は?/ 名札で記憶、クラスメイトはいつも初対面)/ 2 記憶は点、僕に明日はない―僕と自閉症(記憶は薄れないで積み重なる/ ラジオ体操で手足を自覚した)/ 3 色そのものになって塗る―僕と表現(脳を納得させる方法/ 文章を読み、絵も描く)/ 4 受け取った幸せをみんなに返したい―生きる理由(ありのままの自分を生き抜きたい/ 昔のどんな自分も肯定したい ほか)/ 5 地球上に存在する命に感謝―生きていく僕(未来の君も笑っているよ/ 生まれ変わっても今の自分になりたい)/ 対談 宮本亞門×東田直樹―人は誰かに必要とされて幸せになる

【著者紹介】
東田直樹 : 1992年千葉県生まれ。会話のできない重度の自閉症でありながら、パソコンおよび文字盤ポインティングによりコミュニケーションが可能。13歳の時に執筆した『自閉症の僕が跳びはねる理由』(エスコアール、角川文庫)で、理解されにくかった自閉症者の内面を平易な言葉で伝え、注目を浴びる。同作は翻訳され、2013年に『The Reason I Jump』が刊行。現在30か国以上で翻訳、世界的ベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 著者:東田直樹 令和2年7月25日初版発行 発行者:郡司聡 発行:株式会社KADOKAWA 印刷所:株式会社暁印刷 製本所:株式会社ビルディング・ブックセンター 表紙画:和田三造 2015年9月、ビッグイシュー日本から刊行「風になる」改題、加筆修正 カバーイラスト:惣田紗希 カバーデザイン:albireo 対談:宮本亞門 母:東田美紀

  • ちもず

    著者が18〜20歳頃のエッセイ。 著者の感性が凄く良い。文章も凄く良い。こうやって日常を受け止められるの羨ましすぎる。 同じ本を読むのは昔からの友達に会いにいく感じに似てる、とか、海に入ると海の一部になったみたいでただ幸せでいられる、とか。

  • よしこ

    自閉症じゃなくてもみんなそれぞれ出来ないことがあって、その程度が大きいというだけであってどんな人でもありのままのその人と接していきたいと思った。

  • 紫本

    誰からも理解されなくても自分で自分を励ますことが出来れば、明日を生きる勇気が湧いてくるのではないでしょうか。

  • 雪桜

    自閉症を持つ人だけではなく、子どもと関わるときに大切にしたいことが多く書かれていて、勉強になりました。また、私自身とても救われ、楽になるような考え方や言葉も多く、とても大切な本になりました。例えば奇声をあげる時、本人は言葉にできないだけで周りの感情、表情、視線全てを感じ取っていて、心の中は寂しさや悲しさでいっぱいになっていることを知りました。「どこにでもありそうな風景の中にこそ、本当の幸せがあると感じています。」「幸せは、自分の子ことが決めるものです。」という言葉は本当に素敵だし、その通りだと感じます。

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