人間は哀れである 東海林さだおアンソロジー ちくま文庫

東海林さだお

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480437815
ISBN 10 : 4480437819
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
384p;15

内容詳細

偉い人の威厳をはぎ取ってみせる「人間は哀れである」をはじめ、国語辞典の性観念を検証する「青春の辞典」、心ゆくまでというのがいかに困難かを語る「往生際」…斜めから見る世の中の可笑しさに思わずニンマリした後に、東海林流ペーソスがじんわり沁みてくる。最高の読み手・平松洋子が選ぶ、人間への愛おしさと哀切を湛えた23の傑作エッセイ。創作の背景に踏み込んだ著者と編者の対談も。

目次 : 1(なんとなくクラシテル/ 許さん!爺さん奮戦記 ほか)/ 2(フロイトが食べる/ 夢混(夢の混浴)よ、いずこ ほか)/ 3(人間は哀れである/ 小さな幸せ ほか)/ 4 東海林さだお×平松洋子対談(地元のこと/ 創作とショーバイ)

【著者紹介】
東海林さだお : 1937年東京生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学文学部露文科中退。早大漫画研究会草創期のメンバー。文藝春秋漫画賞、講談社エッセイ賞、菊池寛賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞。2000年に紫綬褒章、2011年に旭日小綬章を受章

平松洋子 : 作家、エッセイスト。東京女子大学卒業後、食や生活文化、文学について幅広く執筆活動を行う。『買えない味』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、『野蛮な読書』で講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    巻末の対談に驚き。東海林さんには無関係のように思っていた、手塚治虫への開眼が語られる。そういえば、世代的にもトキワ荘のマンガ家たちとほぼ同じ。今まで考えもしなかった視点でした。さてアンソロジーの中心となるエッセイで、展開される東海林ワールドは、まさに期待どおり。誰もが考えながらも、追及したり文章化しないチマタの話を、クスクス笑える形に仕上げる。「アサッテ君」などの作品と同様、つい週刊誌的に読み終わってしまうけど、そこはやはり深い洞察がないと書けないんだろうなぁ。平松氏の解説まできちんと読んでおきたい。

  • かずぼう さん

    やっぱり面白い。「猫の時代」が良い、これまでは組織に忠実な「犬の時代」だったが、これからは自由な猫のように生きる時代。猫のように気ままに生きたいものだ。

  • ジロリン さん

    食エッセイの達人である東海林さだおの数多の作の中から、これも食エッセイの達人かつ素晴らしい読み手である平松洋子がチョイスするのであるから面白くないわけがない!

  • ナリボー さん

    9/10 描かれているのは何気ない日常が中心なのにフッと肩の力を抜ける、求めていた東海林さだおワールドがしっかりと盛り込まれていた。

  • あさ さん

    下ネタがマジでつまらんのと、女性蔑視をお出しされるとウンザリするので半分くらいは我慢して読んだが、「五十八歳の告白」や「最後の晩餐」などはとてもおもしろかった。読む前にもうちょっと吟味するべきだったかな。

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人物・団体紹介

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東海林さだお

1937年、東京都生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学第一文学部露文科中退。70年『タンマ君』『新漫画文学全集』で文藝春秋漫画賞、95年『ブタの丸かじり』で講談社エッセイ賞、97年菊池寛賞受賞。2000年紫綬褒章受章。01年『アサッテ君』で日本漫画家協会賞大賞受賞。11年旭日小綬章受章(本データ

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