ショッピングモールから考える ユートピア・バックヤード・未来都市 幻冬舎新書

東浩紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344984042
ISBN 10 : 4344984048
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
大山顕 ,  
追加情報
:
269p;18

内容詳細

地方や郊外に乱立するショッピングモールは、これまで地元商店街の敵であり、コミュニティ荒廃の象徴とされてきた。しかし、果たしてそうだろうか? 実際は、小さな子どものいる家族や高齢者にも優しい公共空間としての役割を担っている。それは日本だけではない。世界の都市部でも、政治や文化や宗教や階層が異なっても、誰もが同質のサービスを受けられるショッピングモールが、理想の街の姿とされる。差異と格差が進む今こそ、均一であることの価値を見直すべきではないか。ショッピングモールを出発点に、変貌する人間の欲望と社会の見取り図を描く。

【著者紹介】
東浩紀 : 1971年東京都生まれ。作家、思想家。ゲンロン代表取締役。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。93年「ソルジェニーツィン試論」で批評家としてデビュー。99年『存在論的、郵便的』(新潮社)で第二十一回サントリー学芸賞、2010年『クォンタム・ファミリーズ』(河出文庫)で第二十三回三島由紀夫賞を受賞

大山顕 : 1972年埼玉県生まれ。フォトグラファー、ライター。千葉大学工学部修士課程修了。松下電器産業(現・パナソニック)シンクタンク部門に十年間勤務後、独立してフリーに。「工場萌え」「土木萌え」などの火付け役として知られる。土木構造物の撮影を中心に、イベント・ツアー企画なども行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ファミリーレストランにファミリーはいない...

投稿日:2021/04/16 (金)

ファミリーレストランにファミリーはいない。フードコートに行く。ショッピングモールは排他的といわれるが、ベビーカー利用者など社会的弱者に優しい。ショッピングモールはファミリー向けの体験型エンターテインメントとして設計されている。等々、興味深かった。

タカノブ さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

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  • おかむら さん

    思想家と写真家がショッピングモールについて語る対談集。モールがそんなに楽しいのかなあと思って読んでみた。楽しさわからず。たぶん子どもとか孫とかキャッキャする層と一緒に行かないと楽しさわかんないのかも。わたし的には疲れてベンチで待ってるおじさんの気分。三浦展派だな私。ただ海外のモール(のフードコート)は楽しそう。

  • ちさと さん

    全く異なった言語や宗教、政治体制を持つ様々な国の人々が、買い物の実践ではみな同じように「ショッピングモール」でZARAを購入する。これは人類にとっては大きな可能性ではないかということで、哲学者と写真家がショッピングモールについて印象論で放談する本です。この本のおもしろいところは、全くの実証も検証もなく好き放題会話して、そこから出てくる挑発的な提案に自分達で驚いているところ。「文系の知はもっと自由であるべきだ」。わくわくが原動力になって生まれる発想は楽しい。

  • ころこ さん

    団塊世代までは都市に問題が詰め込まれていて、都市と里山に風景をみました。他方、団塊ジュニア世代ふたりは、都市と里山の間に人工物のある郊外の光景に着目します。東は、まじめな市民ではなく不真面目な消費者の軽薄さが、ショッピングモールの中の新たな公共性の可能性だと、後に『観光客の哲学』の主題となる論点を提示します。ローカルな文脈に引き寄せられがちですが、彼らの関心は世界のモールに引き寄せられています。しかも、日本がみるだけの対象としての従来の欧米ではなく、バンコクやドバイなど日本がみられる対象でありその視線が露

  • Nobuko Hashimoto さん

    著者たちが強調するように、学術的に証拠立てて論じた本ではなく、ショッピングモール「から」いろんなことを読み取ってあれこれ対談した本。ほほうと思うところ多々あり。それでもやっぱりあの空間には愛着は持てないと思ったり、だけどどこに行っても本能的に?「わかってしまう」空間構成になっている点に普遍性を感じたり。古い街並みの残るバルト3国への旅行中に読んでいたので、旅先でもあえてモールにも入って観察した。そして日本も欧州も香港もほぼ同じだなあと確認した。本書のとおり、吹き抜けには個性、内装の妙ありか。

  • Aki さん

    何というかショッピングモールをネタに、放談しているだけなのだが、これがとっても面白い。まちづくりでは目の敵にされている感があるモールだが、視点を意識して変えて眺めてみると示唆に富み刺激的な内容が多い。特に自然環境、文化、宗教を超越した画一性の先にあるものや、ディズニーワールドとの対比など。ぜひ続編も企画してほしい。

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人物・団体紹介

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東浩紀

1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。株式会社ゲンロン創業者。同社発行『ゲンロン』編集長。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。著書に『存在論的、郵便的』(1998年、第21回サントリー学芸賞思想・歴史部門)、『クォンタム・ファミリーズ』(2009年

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