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館島

Tokuya Higashikawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488477011
ISBN 10 : 4488477011
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2008
Japan

Product Description

天才建築家・十文字和臣の突然の死から半年が過ぎ、未亡人の意向により死の舞台となった異形の別荘に再び事件関係者が集められたとき、新たに連続殺人が勃発する。嵐が警察の到着を阻むなか、館に滞在していた女探偵と若手刑事は敢然と謎に立ち向かう!瀬戸内の孤島に屹立する、銀色の館で起きた殺人劇をコミカルな筆致で描いた意欲作。驚愕のトリックが炸裂する本格ミステリ。

Content Description

天才建築家・十文字和臣の突然の死から半年が過ぎ、未亡人の意向により死の舞台となった異形の別荘に再び事件関係者が集められたとき、新たに連続殺人が勃発する。嵐が警察の到着を阻むなか、館に滞在していた女探偵と若手刑事は敢然と謎に立ち向かう!瀬戸内の孤島に屹立する、銀色の館で起きた殺人劇をコミカルな筆致で描いた意欲作。驚愕のトリックが炸裂する本格ミステリ。

【著者紹介】
東川篤哉 : 1968年広島生まれ。岡山大学法学部卒。鮎川哲也編『本格推理』への投稿・入選を経て2002年、光文社新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」の第一期生として『密室の鍵貸します』でデビュー。ユーモラスな筆致と本格的な謎解きを合致させた作風を確立し活躍中の気鋭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    面白い事は面白いが、キャラ読み比重が高かった。面白いキャラの女探偵が普通に探偵してしまうのが逆に拍子抜け。メイントリックに関しては、早坂咎めあたりが「○○○そうだな」と言いそうな、そのまんま。気づく人は一発で気づく。伏線も非常にわかりやすいかたちで提示されており、自分が賢くなったような錯覚をお越し気分よく読み進められる。クローズドサークルとしての緊張感や醍醐味は無し。ユーモアミステリの調味料をまぶしているからこそ肩の力を抜いて楽しめる作品になったという気がする。続編は出ているのか?あるならば読んでみたい。

  • パトラッシュ

    物語は設定が第一。ロミオとジュリエットが憎み合ったり、ラスコーリニコフが富豪の息子ならば、どんなドラマになったか。核となるトリックの効果を最大限に生かす設定が必要な新本格ミステリでは、読者を納得させる設定に作家が苦心してきた。誕生から40年近くたち普通に考えつくものはほぼ使い尽くされて、SF的要素を取り入れた特殊設定物が出る一方で古典的な物理トリックを追求する流れも絶えなかった。その一頂点たる本作は周到な伏線と探偵はじめユニークなキャラの力で、大胆な奇想トリックに本格物の風格をまとわせるのに成功している。

  • 青乃108号

    372ページあるのにすぐ読める。読みやすさを追求した為だろうが全編に渡る軽妙なセリフのやり取りのうち3割方ぐらいは無駄話と言って良く、俺としてはどうでも良い部分だった(正直、全部スベッていた)のでばっさりカットしてトータル260ページぐらいにしてもらいたかった。ミステリーとしては謎解明の為のヒントの出し方があからさまであり、鈍い俺でもあと一息のところまでは辿り着く事が出来たが、一歩上を行かれ大変悔しい思いをした。もう少しゆっくり読めば良かったな。焦らなくていいのにな。

  • 麦ちゃんの下僕

    うわ〜やられました!トリックはイメージ通りでしたが…まさか巨大な「◯◯◯◯◯◯」だったとは!?(笑) 言われてみればそのまんまなのに、どうして気付けなかったんだろう…東川さん、改めて尊敬いたします!先に『仕掛島』を読んで面白かったので、前作であるこちらも。備讃瀬戸に浮かぶ「横島」にある六角形の館で発生した、不可思議な“墜落死”…それから半年後、その時と同じ面子+αが揃った館で、今度は連続殺人が発生する!隆行・沙樹・奈々江のやり取りがコミカルで面白いですし…“多角形の建築物”に関する蘊蓄も勉強になりました!

  • イアン

    ★★★★★★☆☆☆☆ユーモアが冴える東川篤哉の本格長編。瀬戸内海の孤島に聳え立つ異形の館で天才建築家が謎の墜落死を遂げる。未解決のまま半年が経ち、当時の関係者が集められる中で新たな殺人が発生し…。なぜその墜落死体(転落死体ではない)は螺旋階段の下で発見されたのか。館に潜む殺人鬼と嵐の孤島。状況はシリアスなのに、変態刑事・相馬とドS探偵・沙樹らのコミカルなコント(?)に頬が緩む。肝心のトリックが壮大過ぎてリアリティを欠いた感は否めないが、数々の伏線には唸った。私はむしろこの作品を『六角館の殺人』と呼びたい。

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