東京大学法学部 現代と法委員会

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まだ、法学を知らない君へ 未来をひらく13講

東京大学法学部 現代と法委員会

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641126367
ISBN 10 : 4641126364
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
追加情報
:
237p;19

内容詳細

今の社会の問題に法学はどう対峙しているのか、そして、法学が社会でどう役に立っているのか。本書を通じて、法学という新たな視点を身に着け、社会をより深く理解することができる。さらに法学の学びに具体的なイメージが加わり、理解を立体的に拡げていくことができる。東京大学の授業を覗いて、法学の世界に触れてみませんか?

目次 : デジタル社会と憲法/ 同性カップルと婚姻/ 刑法は個人の尊厳を守れるか―性刑法の改正議論を題材に/ 金融サービス仲介業制度の導入/ 役員報酬と法/ 非正規格差をなくすには/ 著作権法の過去・現在・未来/ プラットフォーム全盛時代に適正な競争を確保する/ ビッグテックの台頭―競争法は機能しているか?/ GAFAの利益をつかまえる―経済のデジタル化と国際課税ルール/ 国家間のサイバー攻撃をどう規制するか?―国連におけるICTs規制論議の経緯・現状・課題/ 契約とContract―比較法からパンデミック・オリンピックまで/ 一人一票の原則を疑う

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • コットン さん

    法学というと日常生活から遠い存在に感じるが、本書はインターネット上の影の部分や同性婚から始まる今日的で身近な話題を扱っている点がいい。基本的なアプローチの仕方も書かれている。例えば:「何かを知ろうとする際、まず基本的な言葉を整理すること、大雑把な構造を知ることが大事である。」と。

  • つーちゃん さん

    見た目のゆるさとは反面、結構ムズいぞ。東大の法学の講義をちっちゃくまとめたやつが13個入ってる感じ。白石忠志さんの競争法は、中身全然分かんなかったけど理解するまでのプロセスはなんか面白かった。思考法的な?こういう形式での講義受けてみたい的な。一番好きなのは瀧川裕英さんの法哲学!ホント常々思ってた、「一人一票の原則を疑う」こと。どうせ小選挙区制で一票の格差あるんだし、バリバリのシルバー民主主義なんだから、余命制にしたり、子供の票を親が投票できるようにしたりすればいいのにね。とりあえず東大スゴイ。

  • オサム兄ぃ さん

    朝ドラ「寅に翼」が大好きだ。俳優陣の熱演や、脚本の小気味良いテンポや、真っすぐにジェンダー問題に向き合う姿勢など素敵な要素ばかり。しかし「はて」こうも夢中になるのは何故かしら、と思い返してみた。そう40年前の春、小生は法学部の新入生だったのだ。そこで「法とは何か」を再確認したくて手に取った。東大法科の教授陣の他学部1・2年生向け授業を元に13の切り口で法を学ぶ意義を解き明かしていく。簡単とは言い難いが、詳しく理解する必要はない。法との付き合い方をざっくり頭の中に描くのに最良の一冊だ。

  • takeapple さん

    法学初学者向け入門書、高校生でも興味深く読めるとのことだが、さすが東大教養課程での講義をもとにしているだけにレベルが高い。法学の様々の分野が人々の生活を豊かにすることが分かった。

  • (まだない) さん

    東大の新入学生向けに設定された講義録。最後の「一人一票の原則を疑う」はなかなか刺激的で、だが目から鱗の論考だった。一票の格差をめぐって選挙の都度裁判で争われるが、得票数を議員の持ち票とし、議員一人の価値に差をつけるというのは面白い。将来を担う若い世代のために、高齢者ほど有利になっている現状(シルバー民主主義というらしい)を改めるため、余命に応じて票を割り当てるというのもある意味合理的。もうシルバー世代に入っている身としては切実だが。😅(2022/12/14読了)☆3.0点

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