東京大学東アジア藝文書院

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空気はいかに「価値化」されるべきか 「かけがえのなさ」の哲学 東大リベラルアーツ講義

東京大学東アジア藝文書院

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130633840
ISBN 10 : 4130633848
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan

Content Description

共に「花する」ための共有財。共生の根本条件である空気は今、危機に瀕している「価値化」は保全と共有の最適解たりうるのか?言葉と思索の力を尽くし「価値」の意味を問う10の連続講義。

目次 : 1 空気と共に生きる(花する空気/ ひとと空気の歴史社会学 空気にも歴史がある/ 空気・空間・空気感)/ 2 「価値化」が創出する新しい価値観(現代アートと空気 可視化と価値化/ 「空気の価値化」を通じて考える「知の価値」/ 空調メーカーが試行している空気の価値化)/ 3 空気の社会・経済的価値(「新しい価値」の台頭と空気の価値化/ グローバル・コモンズを守り育むために/ 「空気の価値化」という欺瞞と炭素植民地主義)/ 終講 「根源的な中立」の学問―来るべき「空気の哲学」のために

(「BOOK」データベースより)

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    空気の価値化という命題 花する空気という概念 普遍的尺度への非従属性 モナドの協和関係 エネルゲイアとキネーシスの対比 社会的共通資本という第三の財産 空気の歴史社会学的変遷 近代化における空気認識の転換 丸の内病という社会現象 現代アートにおける不可視物の可視化 ビジョン構築による価値創出 グローバル・コモンズ・センターの設立 プラネタリー・バウンダリーの境界値 炭素植民地主義の不平等構造 大気コモンズの原則 根源的中立の学問姿勢 天籟という根源的調和 空気の民主化への道筋

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