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人がセックスをやめるとき 生殖の将来を考える

東京化学同人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784807909414
ISBN 10 : 480790941X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

革新的な生物科学技術が今後たどりそうな発展と、その結果として社会が直面するであろう深遠な倫理的および法的な問題を議論する、ヒトという種の未来に関する書。

目次 : 第1部 サイエンス(細胞、染色体、DNA、ゲノム、遺伝子/ 生殖の概要とヒトの場合/ 不妊と生殖医療/ 遺伝/ 遺伝子検査/ 幹細胞)/ 第2部 道筋(遺伝子解析/ 配偶子をつくる/ 研究投資、産業、医療従事者と医療財政/ 法的要因/ 政治/ 新しい生殖技術の利用可能性/ イージーPGDの将来)/ 第3部 その意味合い(安全性/ 家族関係/ 公正、正義、平等/ 強制/ 単に間違っている/ 施行と実施/ 選択)/ 結論 選択

【著者紹介】
ヘンリー・T・グリーリー : スタンフォード大学ディーン・F/ケイト・エーデルマン・ジョンソン法学部教授ならびに遺伝学特別教授

石井哲也 : 1970年群馬県生まれ。1993年名古屋大学農学部卒、1995年同大学院農学研究科博士前期課程修了、2003年博士(農学)。北海道大学安全衛生本部教授。日本学術会議連携会員。専門は生命倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kenitirokikuti

    社会学ふうのタイトルだが、原題はTHE END OF SEX and the future of human reproduction であり、このENDには目的論的なニュアンスもあるだろう▲著者はスタンフォード大学の法学部教授ならびに遺伝学特別教授▲「人工受精技術」や「ゲノム解析」はすぐ明日の事柄だが、SF的な「人工子宮」はファンタジー▲ペニス・イン・ヴァギナ式の交尾は不要で、受精させた卵細胞を子宮に押し込み、着床の一歩手前まで人工的に行える▲セクハラ論議の背後には「交尾」の「生殖活動」からの分離がある

  • ポレ

    数十年後には、iPS細胞研究の発展により、人工配偶子(卵子・精子)が作製されているだろう。そして安価で、苦痛を伴わない生殖医療が可能になる。人工配偶子と全ゲノムシークエンシングによる着床前遺伝学的診断(PGD)と組み合わせた、イージーPGDが利用できるようになり、人びとは子をもうける目的で性行為をしなくなるだろう。これが著者のいだく生殖の未来だ。本書が扱うのはサイエンスだけではない。家族のあり方、社会的、法律的な問題、そして生命倫理の難問がテーマでなのである。

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