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佐々木探偵事務所には、猫又の斑さんがいる。 メディアワークス文庫

杜奏みなや

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784048935272
ISBN 10 : 4048935275
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2017
Japan

Content Description

吾輩は「猫又」である。名前はまだ無い…わけではない。拾ってくれた主人、探偵事務所の所長・佐々木鏡介からもらった大切な名がある。表の顔は飼い猫、裏の顔は物の怪を見張るエリート猫又「観怪」。それが吾輩の正体なわけだが、こっそり人の姿に化け「旧鼠」ココノと共に主人が引き受けた依頼を解決したくなってしまうのだ…。何故かはさっぱりわからぬが。―これは、猫又「斑さん」が探偵業を手伝い、不器用で優しすぎる主人を幸せにする、恩返しのための物語である。

【著者紹介】
杜奏みなや : 第22回電撃小説大賞への応募を経て、『廻る素敵な隣人。』にてメディアワークス文庫よりデビュー。親近感のある物語と文体を得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あゆみ

    ★★★☆☆ 表紙に惹かれて購入。積読のままだったが2巻が出る情報を得たので読んでみることに。人間ではなく動物視点の話は好みだが、猫又の斑さん視点は話がいろいろ脱線しがちで冗長に感じてしまうところが残念。旧鼠のココノが「んもーうっ」ていうのも頷ける。拾ってくれた主人の佐々木に恩返しするために頑張るっていう物語は素敵。

  • まるぼろ

    雨の日に腹を空かせていた所を探偵の佐々木鏡介に拾われ、名を付けてもらった猫又の斑さんが、同じく佐々木探偵事務所に住む旧鼠のココノと共に探偵業を手伝うお話です。面白かったです。斑さんやココノのみならず、依頼をしてくる側にも妖怪が多くて、斑さんとココノのやり取りも相まってとても賑やかで心温まる作品になっておりました。いや、何かしらもーもー言ってるココノさん可愛いですしね…w 個人的に好きだったエピソードは春の蝶々と言う和菓子に纏わる話の「春の日の恩返し。」でした。このまま続きそうな感じなので次巻も楽しみです。

  • 栗山いなり

    猫又と旧鼠のあやかしが居候先の探偵事務所に持ち込まれる依頼の解決に挑む物語。結構あやかしものの要素が強いように思える作品だったけどなんだかんだでほっこりする作品だった。一つ前に読んだ小説がちょっとアレだったのも手伝ったかもしれんが

  • 猫又さんが、出てきます。 読み辛い感はありましたが、読後感は 悪くなかったです。 猫又の斑さんが、拾って名前をくれて ご飯も寝床もくれた優しい飼い主さんの 探偵業を、人の姿で手伝うお話。 斑さんの相棒は旧鼠(きゅうそ)のココノちゃん。鼠さんの物の怪は初めてです。 文書はボクには余り合わなかった感は ありますが、楽しかったです❢❢

  • HANA

    探偵の家に住む猫又が仕事の手伝いをしていく話。イメージしていた感じとはちょっと違ったけれどなんか穏やかな感じで話が進んでいくので落ち着ける話。猫とネズミのコンビが良かった。

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