想像の翼にのって 村岡花子エッセイ集

村岡花子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309023106
ISBN 10 : 430902310X
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
223p;20

内容詳細

単行本未収録、新発掘エッセイ、多数!!波瀾にとんだ時のなかで醸し出された、愛と励ましに満ちた言葉の数々。希望を失いかけた者に、村岡花子はつねに強く温かく寄り添う。

目次 : 母の思い出/ 甲府のおもいで/ 六月と私/ 王侯の生活/ 書斎の歴史/ 主よともに宿りませ/ わが日、わが時/ 初めての放送/ 私の健康法/ 続・静かなる青春〔ほか〕

【著者紹介】
村岡花子 : 1893年(明治26)〜1968年(昭和43)山梨県甲府市生まれ。東洋英和女学校卒業。歌人、佐佐木信綱主宰の竹柏会所属。山梨英和女学校の英語教師、銀座・教文館の編集者を経て、児童文学の創作や英米文学の翻訳の道に進む。少女雑誌、婦人誌でも評論家として活躍。戦前にはJOAKラジオ番組「子供の新聞」を担当し、ラジオのおばさんとしても親しまれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あかは さん

    なんて素敵な女性だろう。文章からにじみ出る優しさたおやかさ強さ。語りかけるような文章にとりこになったし励まされた。図書館で借りたけれど、手元においておきたいかも。訳したさまざまな本も読んでみたいと思った。

  • 九月猫 さん

    先に読んだ恵理さん編集の「花子とアンへの道」に抜粋されていたいくつかの花子さんのエッセイがとても素敵で、ぜひ抜粋だけでなくちゃんと読みたいと思って手にした一冊。「花子とアンへの道」に出てくるエピソードも花子さん自身の筆で語られると生き生きと感じる。丁寧で整えられた文章と、とことん他者を慮る精神が素晴らしい。驚きを持って心に残ったのは「続・静かなる青春」で語られる、内面で」烈しい焔を燃やしながら、その烈しさを語り合う相手を持たない孤独。花子さんも若い時にはそんな孤独を感じることがあったのだなぁと。

  • yasu さん

    日々の職業婦人、母親、女性の立場からの視点が素晴らしく、向上心やワクワクしながら生きる術みたいなことをさりげなく教えてくれる気がする。

  • ニケ さん

    村岡花子さんの使う言葉は、とても清楚で親切です。 女学校時代の「火事のおけいこ」がとても印象的でした。つまりは避難訓練の事なんですが、そんなしちめんどくさい言葉は使わなかったと書かれています。 失敗談についても「しくじりばなし」と、とても楽しそうに話していました。他にも台所の効率を良くする改造について必死だった花子さんがとても可愛らしかったです。

  • pukupuku さん

    朝のドラマのようにゆったりとした語り口のエッセイで、現代仮名遣いに読みやすく編集されてはいるものの、読了まで時間がかかりました。ご本人がクリスチャンであったことや、女学校に進んだ ことが大きく影響しているのでしょうが、自分の部屋を持つことや、合理的な家事について、社会に向けて声を上げていたことに驚きました。まだ十分とはいえないところがあるかとは思いますが、今の日本女性の地位があるのは、村岡さんのような女性の尽力の積み重ねによるものが大きいんだろうと思いました。

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