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名前の哲学 講談社選書メチエ

村岡晋一

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065183601
ISBN 10 : 406518360X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

もっともありふれたものである名前は、西洋哲学の世界では長らくやっかいもの扱いされてきた。しかし、国民国家の形成と軌を一にして深化したユダヤ系の思想をひもとくと「名前の哲学」は、思いがけない生き生きとした姿を見せはじめる。言語ゲームや神の名前、命名行為をめぐる思考の先に死者さえも含めた他者との共生の可能性が開かれる。ヴィトゲンシュタイン、ローゼンツヴァイク、ベンヤミン―三人の思想を軸に描きだされる二一世紀の共同体論

目次 : まえがき 名前―もっともありふれた不思議なもの/ 第1章 名前の哲学史―古代ギリシアから二〇世紀まで/ 第2章 生活形式―ヴィトゲンシュタイン/ 第3章 対話―ローゼンツヴァイク/ 第4章 純粋言語―ベンヤミン/ 終章 「名前の哲学」が教えること

【著者紹介】
村岡晋一 : 1952年、熊本県生まれ。中央大学大学院文学研究科博士後期課程中退。現在は中央大学教授。専門はドイツ観念論、ドイツ・ユダヤ思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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