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インターネット文明 岩波新書

村井純

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004320319
ISBN 10 : 4004320313
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Jun Murai ,  

Content Description

もはや日々の生活のインフラと化したインターネットという科学技術なしに、私たちは生きていくことすらできない。全世界で利用者が50億人を超えたいま、インターネットは、趣味や仕事から医療や安全保障までを包摂するひとつの「文明」と化した。そこにはどのような人類史的な課題や使命があるのか。第一人者が語る。

【著者紹介】
村井純 : 1955年生まれ。1984年同大学院工学研究科博士後期課程修了。工学博士。1984年東京工業大学、慶應義塾大学、東京大学を結ぶ日本初の大学間コンピュータネットワーク「JUNET」を設立。現在、慶應義塾大学教授、「WIDEプロジェクト」ファウンダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    もはや日々の生活のインフラと化したインターネットなしに、私たちは生きていくことすらできない。そこにはどのような人類史的な課題や使命があるのかを第一人者が語る1冊。コロナのパンデミックがもたらした急速な変化と、ウクライナ侵攻で顕在化したインターネットと電力の関係性。それを踏まえながらUNIXが果たした意義や、AIやIoTとの関係がどのように構築されてきたのか、通信環境の変化によりどう変わってきたのか、何をきっかけに技術革新が進んだのか。日本の状況や今後の政策課題、海底ケーブルの問題などを興味深く読みました。

  • むた

    著者はインターネットというインフラを黎明期から支えてきた。普段の生活から災害時まで今やインターネットがなけりゃなんもできん時代になりました。作者は日本のインターネットについて、技術的に世界をリードできていない現状だが、逆に誰も置いてきぼりを作らないデジタル社会を目指して「周回遅れの先頭ランナー」を走ることができる国だと述べている。最近の新書は、日本やばいでしょ、みたいなことばかり言って日本人の自信を根こそぎ持っていくので希望を持たせてくれる書き方で少しほっとした。

  • とも

    インターネットを作った立役者のひとり村井純先生によるこれからのネット社会の本。アメリカで生まれたネットがいま日本語で使えるのはこの方の貢献が大きい。 ネットのデジタルの基礎教養ともいえる本。現代人必読の一冊。

  • naotan

    最高に分かりやすく、面白かった。日本のインターネットへの貢献って、縁の下の力持ち的なところがある。村井さんありがとう。

  • みのくま

    インターネット黎明期から技術発展と並行して日本がどのような立ち位置で闘っていたかがよくわかる良書である。ネットはすでに歴史になっており、例えばなぜPCは多言語で扱えるのかといった事なども大変勉強になる。日本の技術者がいかに欧米中心主義の世界に食らいつき、その恩恵を後世に遺してくれたかはもっと知られていいだろうと思う。他方でタイトルに冠してある文明という観点からは少し物足りなさが残る。確かにネットは新しい文明であろうと思うが、本書のようにインターネットの歴史を取り扱うだけでは文明史としては片手落ちであろう。

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